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出版社内容情報
砂塵の果てに、未来は在るか――
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くたくた
31
今回は、ロンメル・・・・ではなくてロメールとターニャさんの出会いから、まがりなりにも信頼関係(で、いいのか?)が築かれるまで。ロメールさんとターニャさんは、似たもの同士、というより、ターニャはまがう事なき現代人だが、ロメールが卓越した現代的な感性を持った戦略家ということなんだな。ターニャの信頼に応えることができなかった後悔をかみしめつつ、軍事政策の舵をとるゼートゥーアもなかなかに渋い。ターニャさんの出番はほとんどなく、もっぱらロメールがすっ飛ばす回だった。
わたー
18
★★★★★引き続き南部戦線。ルメール少将の発案した電撃侵攻のせいで本体から脱落した部隊が多く出てしまった我らがライヒの南部戦隊。彼らを捜索するため、ルメール少将自らが出撃するというある種、マッチポンプのような作戦は、戦場における奇跡の連続で非常にコミカルで面白かった。そして、俄かにきな臭くなっていくルーシー連邦との国境線。いよいよ本格的な世界大戦の様相を見せてきて楽しみは尽きない。2021/06/25
六点
15
月刊誌掲載とは思えぬ刊行速度である。南方大陸には西から、帝国本土には東から『Over There』が流れてきそうな次巻への引きであったことだよ。2021/06/25
にぃと
14
先月ぶりの新刊。ペース速いのは嬉しい。 前巻と時系列を前後させての南方編。ターニャとロメール少将のくせがありつつも相性よさげな組み合わせは読んでて楽しい。というか今までの上司のなかでも一番相性いいのでは? 南方戦線の快進撃やドタバタの裏でアルビオン、合州国、さらには連邦など周辺がきな臭くなってきている。まさしく帝国VS世界の縮図の予感。果たしてターニャと大隊はどうなるのだろうか。期待。2021/06/27
美周郎
11
腕っこきをよこせと言われて小僧組を回してたのがばれた、ロメールは怒るよりも驚きが勝ったのか、器がデカいのか。家族代わりに手紙と写真を送られるほどに信頼されてるレルゲン中佐がうらやまかわいそう。2021/06/26