夜空に浮かぶ欠けた月たち

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夜空に浮かぶ欠けた月たち

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  • サイズ 46判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041113448
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

東京の片隅、小さな二階建ての一軒家。庭に季節のハーブが植えられているここは、精神科医の夫・旬とカウンセラーの妻・さおりが営む「椎木(しいのき)メンタルクリニック」。キラキラした同級生に馴染めず学校に行けなくなってしまった女子大生、忘れっぽくて約束や締め切りを守れず苦しむサラリーマン、いつも重たい恋愛しかできない女性会社員、不妊治療を経て授かった娘をかわいいと思えない母親……。夫妻はさまざまな悩みを持つ患者にそっと寄り添い、支えていく。だが、夫妻にもある悲しい過去があって……。

内容説明

東京の片隅、小さな二階建ての一軒家。庭に季節のハーブが植えられているここは、精神科医の夫・旬とカウンセラーの妻・さおりが営む「椎木メンタルクリニック」。キラキラした同級生に馴染めず学校に行けなくなってしまった女子大生、忘れっぽくて約束や締め切りを守れず苦しむサラリーマン、いつも重たい恋愛しかできない女性会社員、不妊治療を経て授かった娘をかわいいと思えない母親…。夫婦はさまざまな悩みを持つ患者にそっと寄り添い、支えていく。だが、夫婦にもある悲しい過去があって…。

著者等紹介

窪美澄[クボミスミ]
1965年、東京都生まれ。2009年、「ミクマリ」で第8回「女による女のためのR‐18文学賞」大賞を受賞。11年、受賞作を収録した『ふがいない僕は空を見た』で山本周五郎賞を受賞、本屋大賞第2位に選ばれた。12年、『晴天の迷いクジラ』で山田風太郎賞を受賞。19年、『トリニティ』で織田作之助賞を受賞、22年、『夜に星を放つ』で直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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starbro

485
窪 美澄は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。本書は、純喫茶・純&椎木メンタルクリニック連作短編集、感動作でした。オススメは、『夜のカフェテラス』&『ゆりかご』となります。4月は、本書で読了です。 https://www.kadokawa.co.jp/product/322101000286/2023/04/30

うっちー

375
心がほんわかしました2023/05/01

nonpono

326
心療内科と近所の純喫茶「純」を舞台にしたお話。出てくる病は様々だが「どんな仕事をしていてもコーヒーを飲む余裕がないと続かないぞ。突っ走ってばかりだといつかポキンと折れてしまう」というアドバイスは万病に当てはまるのではないか。最初はよくある話かと思っていたがだんだんこみあげてきて落涙していた。題名の「欠けた月たち」ではないが、人は完璧を目指し完璧を演じるが完璧な人なんて仕事なんて永遠には続かない。帯より「きれいな形でなくていい。きっと誰かが照れしてくれる。」そしてあなたも誰かを照らしているんじゃないか。2023/06/13

もぐもぐ

301
心が疲弊した人たちが、椎木メンタルクリニックと出会い元気を取り戻していく連作短編。窪さんは以前「晴天の迷いクジラ」で命の瀬戸際まで追い詰められた人たちの再生を描いたけど、今回はそこまで行く前に助けを求めよう!という話。どちらも素敵な本。優しい言葉に自分がしんどかった時を思い出して涙目になっちゃいます。「避難所みたいな人と場所」を作るのは本当に大事だし、その選択肢としてこんなメンタルクリニックが存在していて欲しい。人と人とが支え合う温かい話でした。しらこさんの装画も大好き。2023/04/13

のぶ

300
とても温かい雰囲気の連作集だった。椎木メンタルクリニックの旬先生とさおり先生。それに純喫茶・純の純さんが中心に繰り広げられる人間ドラマ。いろいろあってうつ病や精神に病をかかえてしまった人たち。うつ病はよく心が風邪をひいてしまった状態だと言われるが、そんな人たちが純さんの紹介で訪れる心療内科。このクリニックが医院らしくなく普通の住宅と変わらないというのが良い。旬先生とさおり先生が開業に至る話が一話で明らかにされるがこれには感動した。窪さんの本はほとんど読んできたが、その中でも一番やさしさの出た本。2023/05/01

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