角川文庫<br> 小説 孤狼の血〈LEVEL2〉

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角川文庫
小説 孤狼の血〈LEVEL2〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 237p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041113318
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

広島の裏社会を治めていた呉原東署の刑事・大上亡き後、その遺志を継いだ若き刑事・日岡秀一。
警察権力を用いて暴力組織を取り仕切っていたが、広島に再び、抗争の火種が。
出所した“悪魔”上林が、日岡により壊滅状態に追い込まれた五十子会を再興すべく動き出したのだ。
復讐に燃える上林は、常軌を逸した残忍な手段で勢力を強めてゆく。
信念の刑事・日岡と、極道としてしか生きられなかった男・上林の、哀しき死闘が幕を開ける!

内容説明

広島の裏社会を治めていた呉原東署の刑事・大上亡き後、その遺志を継いだ若き刑事・日岡秀一。警察権力を用いて暴力組織を取り仕切っていたが、広島に再び、抗争の火種が。出所した“悪魔”上林が、日岡により壊滅状態に追い込まれた五十子会を再興すべく動き出したのだ。復讐に燃える上林は、常軌を逸した残忍な手段で勢力を強めてゆく。信念の刑事・日岡と、極道としてしか生きられなかった男・上林の、哀しき死闘が幕を開ける!

著者等紹介

柚月裕子[ユズキユウコ]
1968年岩手県出身。2008年「臨床真理」で第7回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞しデビュー。13年『検事の本懐』で第15回大藪春彦賞、16年『孤狼の血』で第69回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)を受賞

池上純哉[イケガミジュンヤ]
1970年生まれ。高橋伴明、西谷弘、犬童一心など多くの監督の作品に助監督・監督補として関わる。フジテレビ『任侠ヘルパー』の脚本協力より脚本家として活動を始め、ドラマ・映画の脚本を数多く手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

182
確かに『孤狼の血』なんだ。日岡なんだもの。だがこれはLEVEL2とある。もうね、「日岡~こんなんなっちまったの?」(汗)くぅ、映画は観ていないのに映像が浮かぶ。鈴木亮平が演じる極道・上林が酷くて観てみたい。(上林あっての映画なのだろう)暴力が前面に溢れていて、チンタや姉の哀しみや裏切られた日岡の姿もかすんでしまう…このラストはどう捉えたらいいのだろう。戻ってこい、日岡! 2021/08/03

キムトモ

155
原作は既読で最高のエンターテインメント作品を堪能させて頂き、映像作品も無類の傑作作品なのですが…その続編を制作すると聞き、てっきり「凶犬の眼」の映像化と思いきや…映画用のオリジナルネタとのこと…充分面白かったです👍「凶犬の眼」では日岡は片田舎の派出所勤務となるのですが…その原因となった事件のお話。首領をやられた五十子会にこんなサイコヤクザがいたとは…こりゃ一冊書けますね👍「孤独の血」ファンは必読でしょう👍(ノ-_-)ノ~┻━┻このあとの映像化は「凶犬の眼」の映像化にしてください🙇‍♂️2021/08/23

いたろう

78
映画「孤狼の血」の続編は、原作小説の2作め「狂犬の眼」の映画化ではなく、オリジナル脚本。そしてこれは、その映画脚本のノベライズ版。物語は、「孤狼の血」と「狂犬の眼」の間をつなぐ話で、一応、「原作 柚月裕子」となっているが、実際には柚月さんは、ストーリーの作成に関わっていないよう。映画を観ていたので、ストーリーは分かっているし、ノベライズ版だけに、映画以上のものはないのだけど、小説「孤狼の血」シリーズのファンとして、柚月さんが、書くかもしれないと言っているスピンオフを待つまでの繋ぎとして、読むのもいいかも。2022/04/09

ウッディ

76
「孤狼の血」と「狂犬の眼」の間の話。大上が亡くなり、清濁併せ飲む彼の手法を継承した日岡は、広島の暴力団抗争を押さえこんでいたが、五十子会の残党である上林が出所し、均衡は崩れる。お礼参りと称して看守の娘の目玉をくりぬくなど、残虐の限りを尽くす上林を、日岡は止められるのか?モンスターとしか思えない狂ったやくざの存在は、柚月さんが描いてきたこのシリーズにはなかったキャラで、ある意味映像的なのかもしれないが、胸が熱くなる爽快感は得られなかった。日岡が田舎の派出所に左遷されていた理由がわかったのが、唯一の収穫。2022/10/03

りゅう☆

74
映画ノベライズ版。約1年半前に鑑賞したのに、目をそらしたくなるようなシーンが鮮明に蘇る。大上亡き後、暴力団の抗争を抑えてきた日岡。だが出所した上林により火蓋が切って落とされた。上林の非道さは人間じゃない。彼を冷酷にした家庭環境も悲惨だが、日岡のエスとして動くチンタの生き様が切ない。今までたくさんの映画を観てきたが、こんなにもインパクトのある映画はない。鑑賞中は上林役鈴木亮平さんが登場するだけで恐怖に慄いた。文章ならではの臨場感ってあるけど、これに関しては映画の迫力が勝る。また観たいような観たくないような…2022/12/28

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