出版社内容情報
僕は自分から何かを奪う人間を許さない――。
かつてないドライブ感と衝撃。予測不能のダークミステリ!
19歳の坂木錠也(さかき じょうや)は、ある雑誌の追跡潜入調査を手伝っている。
危険な仕事ばかりだが、生まれつき恐怖という感情が欠如した錠也にとっては天職のようなものだ。
天涯孤独の身の上で、顔も知らぬ母から託されたのは、謎めいた銅製のキーただ1つ。
ある日、児童養護施設時代の友達が錠也の出生の秘密を彼に教える。
それは衝動的な殺人の連鎖を引き起こして……。
二度読み必至のノンストップ・ミステリ!
「道尾秀介本人がサイコパスなのではないか」
という疑念が生じるほどに、真に迫った表現がされている。
――中野信子(脳科学者)【解説より】
内容説明
19歳の坂木錠也は、ある雑誌の追跡・潜入調査を手伝っている。危険な仕事ばかりだが、生まれつき恐怖という感情が欠如した錠也にとっては天職のようなものだ。天涯孤独の身の上で、顔も知らぬ母から託されたのは、謎めいた銅製のキーただ1つ。ある日、児童養護施設時代の友達が錠也の出生の秘密を彼に教える。それは衝動的な殺人の連鎖を引き起こして…。2度読み必至のノンストップ・ミステリ!
著者等紹介
道尾秀介[ミチオシュウスケ]
1975年生まれ。2004年『背の眼』で第5回ホラーサスペンス大賞特別賞を受賞し、デビュー。05年に上梓した『向日葵の咲かない夏』が08年に文庫化され100万部を超えるベストセラーに。07年『シャドウ』で第7回本格ミステリ大賞、09年『カラスの親指』で第62回日本推理作家協会賞、10年『龍神の雨』で第12回大藪春彦賞、『光媒の花』で第23回山本周五郎賞を受賞。11年、史上初となる5回連続候補を経て『月と蟹』で第144回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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