出版社内容情報
子どもが自分から学ぶために、大人ができることはなんだろう。著者は、天才IT相オードリー・タンの母にして、台湾の実験小学校の創設者。学校に行きたくないと言い出した子どものために、独学をサポート、転校と、苦労を重ねた経験から、台湾で小学校を作った著者。主催した自主学習プログラムは、ユネスコから「アジア最高のオルタナティブ教育」と称された。
「わからない」「できない」ばかりいう子、自信のない先生、学校に疑問を持つ親……。子育てに楽な道はない。親も教師も、みんな悩んでいる。
学校に通えない子はダメですか? 本当は親子喧嘩をしたくありません。親となる自信がありません……。
子どもの成長と格闘してきた著者が、子どもの性格や、学習の速度に応じた接し方をアドバイス。子どもを叱る、ほめる、聞く、のヒントが満載。
日本版特別企画、N高校との質疑応答も掲載!
内容説明
親・教師・子どもの49の質問に答えます!オードリー・タンの母が語る、子どものために大人ができること。
目次
第1章 親も、教師も、悩んでいる
第2章 なんのために勉強するの?
第3章 「理想の教師」なんて、ほんとうにいるの?
第4章 悪いと思ってないわけじゃないけれど
第5章 うちの子はどうしてダメなの?
第6章 「いい子」の傷は、深い
第7章 変えたい!でも変えられない!
第8章 「親」の戸惑い
番外篇 N高から、李先生への質問
著者等紹介
李雅卿[リーヤーチン]
1954年中華民国(台湾)生まれ。自らの子育てやジャーナリスト、社会運動家としての経験から、94年種子学苑を創立。台湾の教育改革に取り組んだ。主宰した台北市の自主学習実験計画(中高一貫教育)は、ユネスコの研究者に「アジア最高のオルタナティブ教育」の一つと評された。夫はジャーナリストの唐光華。長子は台湾IT相のオードリー・タン、次子は自主学習を広める活動に従事している
岩瀬和恵[イワセカズエ]
東京外国語大学外国語学部東アジア課程中国語専攻卒、台湾輔仁大学異文化コミュニケーション研究科翻訳学修士課程修了。台湾企業の社内通訳・翻訳者を経て、現在はフリーランス(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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藤月はな(灯れ松明の火)
榊原 香織
きみたけ
moshi
luckyair