天才IT相オードリー・タンの母に聴く、子どもを伸ばす接し方

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天才IT相オードリー・タンの母に聴く、子どもを伸ばす接し方

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  • サイズ 46判/ページ数 255p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041112076
  • NDC分類 370.4
  • Cコード C0037

出版社内容情報

子どもが自分から学ぶために、大人ができることはなんだろう。著者は、天才IT相オードリー・タンの母にして、台湾の実験小学校の創設者。学校に行きたくないと言い出した子どものために、独学をサポート、転校と、苦労を重ねた経験から、台湾で小学校を作った著者。主催した自主学習プログラムは、ユネスコから「アジア最高のオルタナティブ教育」と称された。

「わからない」「できない」ばかりいう子、自信のない先生、学校に疑問を持つ親……。子育てに楽な道はない。親も教師も、みんな悩んでいる。
学校に通えない子はダメですか? 本当は親子喧嘩をしたくありません。親となる自信がありません……。
子どもの成長と格闘してきた著者が、子どもの性格や、学習の速度に応じた接し方をアドバイス。子どもを叱る、ほめる、聞く、のヒントが満載。

日本版特別企画、N高校との質疑応答も掲載!

内容説明

親・教師・子どもの49の質問に答えます!オードリー・タンの母が語る、子どものために大人ができること。

目次

第1章 親も、教師も、悩んでいる
第2章 なんのために勉強するの?
第3章 「理想の教師」なんて、ほんとうにいるの?
第4章 悪いと思ってないわけじゃないけれど
第5章 うちの子はどうしてダメなの?
第6章 「いい子」の傷は、深い
第7章 変えたい!でも変えられない!
第8章 「親」の戸惑い
番外篇 N高から、李先生への質問

著者等紹介

李雅卿[リーヤーチン]
1954年中華民国(台湾)生まれ。自らの子育てやジャーナリスト、社会運動家としての経験から、94年種子学苑を創立。台湾の教育改革に取り組んだ。主宰した台北市の自主学習実験計画(中高一貫教育)は、ユネスコの研究者に「アジア最高のオルタナティブ教育」の一つと評された。夫はジャーナリストの唐光華。長子は台湾IT相のオードリー・タン、次子は自主学習を広める活動に従事している

岩瀬和恵[イワセカズエ]
東京外国語大学外国語学部東アジア課程中国語専攻卒、台湾輔仁大学異文化コミュニケーション研究科翻訳学修士課程修了。台湾企業の社内通訳・翻訳者を経て、現在はフリーランス(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

藤月はな(灯れ松明の火)

59
教師になりたい人、親、子供だけでなく、親ではないが、嘗ては子供だった人、自分の学んできた事に意味はあったのかと限界を感じる人にも刺さる言葉があります。確かに親のなり方なんて誰も教えてくれないし、自分が育った家庭環境を基本に接してもダメな時はある。私も苛めに遭っていた時、母の諭しで自分にも非がある事もあると気づけたっけ。特に自分に刺さったのは「自分を押し殺して『いい子』になるしかない」という相談。その答えをもっと早くに出会いたかった。そしてどうか、小凱君のお母さんへの言葉がお母さんにちゃんと届きます様に。2021/09/06

榊原 香織

53
子供、オードリー・タンが不登校になったので、母、フリースクールを作る。大臣になっちゃったから結果を出してる感。 質問に答える、という形の書。老師が出てきたり、そこはかとなく中華2024/02/06

きみたけ

50
著者は、天才IT相オードリー・タンの母にして台湾の実験小学校の創設者の李雅卿(リー・ヤーチン)氏。子どもの成長と格闘してきた著者が、子どもの性格や学習の速度に応じた接し方をアドバイス。親、教師、生徒からの質問に著者が答える形式で掲載しています。子どもを叱る、ほめる、聞く、のヒント満載です。大人にとって「いい子」を子どもが演じてしまい、子どもは「正しい答え」や方法を与えてくれるのを待つばかりに。。なるほど。 前半は台湾独特の価値観があって難しかったが、巻末の「N高から李先生への質問」が良く理解できました。2021/09/22

moshi

16
35歳にして台湾のデジタル担当大臣となり、秀逸なコロナ対策で世界の注目を集めたオードリー・タン。その母親が著者だ。彼女は先進的な教育を展開すべく、実験的な学校を設立・運営している。そんな彼女に寄せられる悩み、相談に対する返答という形式。まず思うのは、「この人たくさんの保護者を怒らせてきただろうな」ということ笑 あまりにも正しすぎるから、突かれた方はさぞかし痛いだろうな。私達が保護者のプライドや弱さを考慮して、言いたくても言えないことをすっごい言ってる笑 そうか、これがあの天才IT相の母親か。さもありなん。2021/11/11

luckyair

5
台湾の中でもこうした教育を行う学校は一握りだと思ったが、台湾の教育自体がこの20年で大きく変わってきているとのこと。ここに書かれている親や生徒の悩みなどは、まさに日本のものと全く同じだったが、特にギフテッド教育や学校に居場所がない子どもたちへの対応については台湾が進歩し、日本はグズグズ。シンガポールや中国に差をつけられ、10年後は...。日本ではインクルーシブ教育など名前を関するだけの自己満足に陥っているのが実態。形をなぞるだけの政府のマインドが蔓延している。オードリー・タンのお母さんは本当に偉大。★★★2022/09/12

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