内容説明
人生2周目の令嬢ジルは“竜の王”の子育て真っ最中。ある日、ハディスが信頼する異父兄・ヴィッセルが訪れる。再会に喜ぶハディスだが、ジルの知る未来では彼はハディスを裏切る人物で!?そんな時、開戦の引き金となった誘拐事件が起こり、竜の王も行方不明に。間者だと疑われるジルのピンチに、ついにハディスが立ち上がる…!「僕は君を竜妃にする―本物の竜妃に」WEB発・最強ヒロインは、最高の人生にやり直し!
著者等紹介
永瀬さらさ[ナガセサラサ]
第11回角川ビーンズ小説大賞奨励賞&読者賞受賞。『精霊歌士と夢見る野菜』(受賞作改題・改稿)にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
那由多
19
皇帝辞めてパン屋になったハディス。パン屋なのに軍を率いてしまう統率力、街の人からの愛され度、これぞ竜帝。何考えてるかわからないようで色々と見通して行動してる様子のハディスは、意外と油断ならないところもあるんだな。婚約者同士の気持ちに変化も見せ、将来がより楽しみになってきた二人がセットで好き。ハディスの兄妹とジルも良い関係が築けそう。2022/07/03
ぐっち
18
3巻目。今回はロー(竜)や妹姫たちとのやり取りと、パン屋になごむ。あとはめんどくさそうなのが増えましたね…。2021/03/13
ぐっち
15
続きを買ったので再読中。ヴィッセル兄上がめんどくさいけど、ローがかわいいの巻。ジルがぶっちゃけすぎて陛下が追いつけないシーンが好きです。2023/01/14
かなで
14
再読。ここくらいからジルの成長が始まるのね……!陛下、頑張れ……2022/07/09
凪那💭🍞☆_☆
13
もう少しで読み終わるから、先に感想〜。ハディスとジルの関係もいいけど、竜の王のロー(黒竜で金目が王様)のこのシーン〈炎の壁の向こう側にいる兵たちに尻を向けて振った。「うーきゅうーきゅ。うきゅーきゅきゅんきゅーん」何を言っているのかわからないが、調子からして馬鹿にしているのだろう。ぺんぺんと尻を叩く叩く黒竜に、炎の向こう側で戸惑っている兵たちが切り立つ〉が、ローがかわいすぎるw2025/01/25