内容説明
投資用マンションの営業として“ブラック企業”に入社した大友、夏野、村沢。深夜早朝を問わず民家へ飛び込み営業し、終始GPSで行動を監視され、昼飯は3分以内が掟の毎日だ。ある夏の日、疲れ切った3人は深夜の居酒屋にて“人生一美味いビール”で乾杯する。束の間、人間らしさを取り戻したように思えたが、パワハラ上司・上河内の夏野への締め付けは理不尽さを極め―。命の尊厳を問い、働く人の背中を押す6つの物語。
著者等紹介
安藤祐介[アンドウユウスケ]
1977年、福岡県出身。2007年『被取締役新入社員』で第1回TBS・講談社ドラマ原作大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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