出版社内容情報
15世紀末のパリ。ノートル=ダム大聖堂の副司教クロード・フロロは、聖堂前の広場で踊るジプシーの娘エスメラルダに心を奪われ、自分が育てた異形の鐘つき男・カジモドに誘拐させて、わがものにしようとする。しかし間一髪、王室騎手隊の隊長に救われ、エスメラルダはその若き隊長フェビュスに一目ぼれしてしまう。嫉妬に狂った副司教のクロードは、フェビュスを殺し、エスメラルダにその罪を着せ破滅させようとする。一方、エスメラルダの美しさとやさしさにふれ、いつしか愛情を抱くようになったカジモドは、彼女を絶望的な運命から救いだそうとするが――。
内容説明
15世紀末のパリ。ノートル=ダム大聖堂の副司教クロードは、美しい踊り子エスメラルダに心奪われ、鐘突き男のカジモドに誘拐させてわがものにしようとする。だがエスメラルダは、王室射手隊隊長フェビュスを愛するようになる。嫉妬に狂ったクロードは、エスメラルダを破滅させようとする。一方、カジモドはエスメラルダに無垢な愛を抱き、彼女を残酷な運命から救いだそうとするが―。文豪ユゴーの傑作を、当時の挿絵とともに、読みやすい抄訳で!
著者等紹介
ユゴー,ヴィクトル[ユゴー,ヴィクトル] [Hugo,Victor]
1802年‐1885年。フランス・ロマン主義を代表する作家・戯曲家・詩人・政治家。10代で国王ルイ18世に認められるなど、詩人として早くから頭角を現す。すぐに戯曲や小説を発表するようになり、1831年『ノートル=ダム・ド・パリ』、1862年『レ・ミゼラブル』を発表して、不動の名声を獲得。政界でも活動した
大友徳明[オオトモノリアキ]
1935年東京に生まれる。早稲田大学大学院仏文科修了。関東学院大学名誉教授。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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