内容説明
富沢町にある料理屋・松崎屋の女将に、ふたり組の男が言いがかりをつけてきた。偶然近くを通りかかった牢人の流想十郎は、男たちを一喝して追い払う。女将によると、脅しや嫌がらせは今回だけではないという。女将は、想十郎に住み込みで用心棒になってくれないかと懇願するのだった―。ならず者たちが徒党を組んで再び店を襲うとき、想十郎の秘剣・蝴蝶剣が解き放たれる!最強の剣客を描いた人気シリーズ、堂々の復活。
著者等紹介
鳥羽亮[トバリョウ]
1946年埼玉県生まれ。埼玉大学教育学部卒業。90年、『剣の道殺人事件』で第36回江戸川乱歩賞を受賞し、デビュー。近年は時代小説、剣豪小説の分野で活躍。2012年、第1回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とし
86
新・流想十郎蝴蝶剣「剣鬼斬り」1巻。富沢町にある料理屋・松崎屋の女将が言いがかりをつけらているのを助けた、想十郎そのまま住み込み用心棒に、初回か、秘剣胡蝶剣迫力満点とは思われなかったですね、次巻を期待です。 2021/03/21
犀門
2
No.025★★★☆☆料理屋の女将にその剣の腕を見込まれて店の用心棒となった想十郎。このパターン、既読感あるよね。おまけに蝴蝶剣がそんなに必殺技とも思えないので、新シリーズになって大丈夫か?と💦。2021/03/23
Giyaman Teialuji
1
設定がちょっと変わり、全シリーズの軽快さが無くなり、ストーリーもダラダラとしてる。うーん残念!2022/09/27
怪盗紳士
0
全体的に日記みたいな内容。道場に行く、門弟が襲われた、悪役を問い詰める、悪役逃げるの繰り返し。道場を賭場にするより寺か武家屋敷の方が良いのでは?岡っ引きや同心が全く出てこないのも不自然2024/09/07