いいとしを

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  • サイズ A5判/ページ数 208p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784041110683
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

JACK

13
◎ 病気で母を亡くしたバツイチアラフォーの会社員、灰田俊夫。1人暮らしになってしまった72歳の父が心配で同居する事を決意したものの、長い間離れて暮らしていた父と子の間には大きな溝があった。生活のリズムや好きな食べ物、趣味など、お互いに何も知らない事ばかり。コロナ禍の2020年前後を舞台に他人の様な父子の共同生活が淡々と描かれます。父が年老いて身体の自由が利かなくなったら、自分は父の介護が出来るだろうか、という重いテーマも描かれていて考えさせられます。2021/05/28

のんたろう

2
母親が亡くなり、一人暮らしになった父親のもとへバツイチ息子が一緒に暮らすようになる。母と娘とは違う父と息子の関係。しかも老人と中年だ。長年離れて暮らしていた家族に知らない一面を見るのは父も息子も同じ。コロナ禍に入り、ふたりでテレビ体操?するのがほほえましい。わたしにはもう親はいないが、生きていたらどんな感じだったのだろうと、ふと思った。2024/04/29

イカカイガカ

1
母が亡くなり、72歳の父が住む実家に42歳バツイチの息子が帰る。おじいさんとおじさんの男二人暮らし。そんな暮らしを中心に、大きな出来事もない日常が描かれる。でも会社での出来事なんかもあり、気づけば年月は過ぎていく。こんなリアルもある。こんな感じをリアルと感じるか、退屈で面白みがないと感じるか、人それぞれの価値観で違ってくるのかもしれない。個人的には、オカヤイヅミさんの作品はやはり好きだなと思った。2022/06/27

とせ

0
白木蓮は〜と同じく、やっぱり不思議な話。劇的な展開があるわけでなく、日々を生きる男性とその父親の話。父親が、図書館で毎日見る常連さんがいるか確認するシーンは、そういうことあるなって感じ。別に知り合いではないけど、勝手に知り合い認定している赤の他人。人生の余白にいる人がいるかどうか確認してしまうよね。2024/02/09

漫画専用アカ

0
オカヤさん絶好調だな~。そろそろ大ブレイクするだろう。2022/11/15

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