角川文庫<br> 産業医・渋谷雅治の事件カルテ―シークレットノート

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角川文庫
産業医・渋谷雅治の事件カルテ―シークレットノート

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  • サイズ 文庫判/ページ数 368p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041108956
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

企業の闇を産業医が診察する――新しいタイプのミステリー!



●梶永 正史:1969年、山口県生まれ。『警視庁捜査二課・郷間彩香 特命指揮官』で第12回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、2014年にデビュー。他の著書に『警視庁捜査二課・郷間彩香 パンドーラ』、『組織犯罪対策課 白鷹雨音』、『ノー・コンシェンス 要人警護員・山辺努』、『アナザー・マインド ×1(バツイチ)捜査官・青山愛梨』などがある。

内容説明

産業医として電機設備製造大手と契約していた渋谷雅治は、営業部社員が自殺したことを受け再発防止のために実態調査を頼まれる。関係部署を回り、その社員について情報を集めていく渋谷。すると当初感じていた自殺者の人物像が変わっていき、原因がわからなかったその死が、ひとつの真実を導き出していく。やがて背後にリコールすべき重大案件が隠されていることがわかり…。彼はなぜ死んだのか?産業医探偵が謎に迫る!

著者等紹介

梶永正史[カジナガマサシ]
1969年、山口県生まれ。2014年、第12回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した『警視庁捜査二課・郷間彩香 特命指揮官』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

坂城 弥生

51
産業医のお話は初めてかも。一人の社員の自殺から見えてきたものとは?2021/06/14

papako

47
なんかこういう作品久しぶり。この作家さんも久しぶり。自殺した会社員の最後の声を聞くために産業医が調査する。そこには会社のとんでもない秘密があった。最初は産業医渋谷と総務の筒塩の会話がなんか気にさわってなかなか進まなかった。真相に近づき副社長と走ったあたりから加速した。残念。死ぬ気はなかったのに。家族のもとに帰りたかったのに。人の判断力を奪う罵倒って。2024/07/19

よっしー

35
一人の社員の自殺が発端となり、その原因を探っていく内に話がとんでもない真実が隠されていました。最初の展開からは予想も出来ず、ページ数は多いものの、あっという間の読了となりました。一番驚いたのは眼科等の医者も産業医になれるということ。専門性があるのか無いのか…。2024/01/22

達ちゃん

32
梶永さん新ジャンルの経済がらみの話でしたが、すごく面白かったです。ホントにありそうな話で引き込まれました。2021/06/02

fuku3

29
2021.5.28読了。大手電気設備会社ME Iと契約をした産業医渋谷雅治が営業社員、長田の自殺の原因を探る!普通なら渋谷が動き出すと関係者の殺人事件が起こり警察が乗り出して来て、刑事と産業医が探偵役になり事件を解決するんだろうな〜と思っていた!が何とこれが最後まで自殺の原因究明一本槍でちょと驚き!もう少し話しを広げても良かったのでは⁉︎自分の会社の闇を自分一人で背負ってしまった長田は死ぬしか考えられなかっのか⁉︎でもこれは、明らかに殺人である!それを証明する事は出来ないだろうが‼︎2021/05/28

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