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内容説明
彼女無しのサラリーマン・苺谷蓮太郎のアパートの隣室に、女子高生・花咲七葉が引っ越してきた。今どきなJKと社会人、ただのお隣さん同士で終わると思いきや―「カレー、良い匂いですね。私も食べたいなー、なんて…」「まあ、いいっすけど」きっかけはそんなふとしたこと。二人はよく言葉を交わすようになり―気が付けば、晩ご飯を一緒に食べることが日常になっていた。「ねえ、お兄さん。いい…よ?」「あはっ照れた?今照れたよね?」隙あらばからかおうとする七葉と、ウザいと言いながらも面倒見のいい蓮太郎。「ただいま」と「おかえり」がなんでもない日々を色づける、年の差日常ラブコメ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
37
堅物サラリーマン・苺谷蓮太郎のアパートの隣室に引っ越してきた女子高生・花咲七葉。ふとしたきっかけからよく言葉を交わすようになり、気が付けば、晩ご飯を一緒に食べるようになってゆく二人の日常を描く年の差ラブコメ。隙あらばからかおうとする七葉と、ウザいと言いながら面倒見のいい蓮太郎のアパートでの日々。蓮太郎の幼馴染・純や葵、さらには会社の後輩・菜摘とのライバル関係も絡めながら、一緒に過ごしたり出かけたりする日々には思わぬ落とし穴も待っていましたけど、周囲も温かく見守る二人のその後をまた読んでみたいと思いました。2020/09/30
まっさん
21
★ タイトル・設定にはかなり惹かれるものがあったものの、正直そのハードルを飛び越える程の満足感を得られなかった今作。全体的にそこまで作り込まれていない印象を受け、各登場人物にもそれほど好感を持つことがなかった。また、主人公である会社員・蓮太郎の無自覚っぷりが度を超えて酷く描かれており、休日に自宅に遊びに来るヒロインに対してどれ程自分が嫌いなんだという思考回路に至る様は流石に理解の範疇を超えている。これが物語のかなり序盤で描かれているせいで折角高まった没入感が一気に吹き飛んでしまい、結局最後までその→2021/02/13
真白優樹
14
堅物で彼女無しなサラリーマンの青年の住まいに、お隣に住む少女が入り浸りウザ絡みをしてくる物語。―――何でもない日々、それが一番大切な欠片。好きという思いを素直に伝える事が出来ずウザ絡みをしてしまう。そんな少女の態度がいじらしく可愛いラブコメであり、恋愛要素が強く中々の甘さに満足できるはずなラブコメである。日常ものが好きな読者様にはお勧めしたい。日常が深まり障害も乗り越える中、二人の関係は果たして何処へ行くのか。少女の恋の願いは、果たしていつか青年へと届くのだろうか、この先の未来で。 次巻も楽しみである。2020/10/06
AKF-ZERO
13
表紙買い。最近流行りの社会人×JKラブコメとありますが、作者さんがまだ21歳と年若いせいか、主人公の会社員24歳にその社会経験の無さがはっきりと現れており、これで社会人?と頭を傾げる場面が多々あり、まったく共感出来ませんでした。これじゃ別に主人公が社会人である必要も感じられません。職務内容についても一切触れられず何の仕事してるのかもさっぱりです。これじゃただのラブコメです。続きは買いません。2021/01/31
げんごろう
13
隣人JKとの半同棲ラブコメ。 ウザかわヒロインが本当にウザくてお灸を据えたい気持ちになりつつも、慣れとは恐ろしいもので次第に気にならなくなりました。まぁそれでもウザイのですが(笑) 個人的には後輩ちゃんともっとバチバチやり合う展開が見たいですね。2020/10/12