内容説明
なぜ二流のテクニックで全米No.1になれたのか?視点や考え方をずらすことで自分の能力の限界を突破し、夢や目標を叶える方法。
目次
第1章 誰からも愛される「のり弁当」になる―EBIKEN流・限界突破法
第2章 ミスも下ネタも一流のエンターテインメント―EBIKEN流・エンターテインメント
第3章 AGTで僕が勝てた理由―EBIKEN流・戦略の立て方
第4章 「日本人の強み」を生かしながら、「日本人の枠」を捨てる―EBIKEN流・世界での戦い方
第5章 「ストレスなしライフ」を極める―EBIKEN流・夢のつかみ方
著者等紹介
蛯名健一[エビナケンイチ]
演出家、振付家、ダンスパフォーマー。1994年に留学の為渡米。在学中に趣味として様々なジャンルのダンスを独学で学ぶ。大学卒業後、BiTriPというダンスグループを創設し、NYハーレムのアポロシアターで行われている元祖アマチュアナイトで2001年度に日本人初の年間総合チャンピオンに輝く。13年にはアメリカの人気オーディション番組『アメリカズ・ゴット・タレント シーズン8』で日本人として初めて優勝(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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bb
6
「二流」の技術の組み合わせと演出で、アメリカのでかいオーディション番組(AGT)で優勝までした人の人生哲学。AGTを(一発逆転とかではなく)プロモーションの場と捉えて演目を調整するなど、端々にプロとしての矜持が感じられる。自身の年齢や技術レベルを自覚しつつ、努力や根性ではなく戦略的に動いて、無謀や空元気ではない自信を持って、楽しんで世界を飛び回っている。なかなか真似のできないことだ。一貫して二流だと自称なさっているが、これが本当なのかご謙遜なのか、身近な同業者のコメントなんかがあればもっと良かったかも。2015/07/29
トシ
3
勝てる土俵の作り方の一例2017/09/28
ちんぺい
1
創作家やクリエイターの人には機会があれば読んで欲しい本です。 一つの技術だけでトップに登り詰めるのは厳しいし、見せ物とした時には、素人には違いが分かりにくいし、同じ内容だけでは飽きられてしまう。 ならばと6~7割の出来の物を組み合わせてナンバーワンよりオンリーワンになった事例ですが、動画や音楽、イラストなど幅広い分野でも同じ事が言えそうかなと。 本人は努力家ではないと言及していましたが、そもそも器用な点とどんな状況でも楽しめる点や前向きな考え方があの有名オーディション番組での優勝に導いたのかなと思います。2020/01/17
suzukagemon
1
一つの道を極めるのではなく多くの面白いものを組み合わせてオンリーワンに成ろう、努力で苦労しながら活動するのではなく楽しみながらやろう、といった話。日本人の感覚だと顰蹙を買いそうな考え方だけど俺はアリだと思う。2015/05/17