出版社内容情報
芸能界ならではの“豪華な宴”、飲み歩きの日々でも毎朝作った子供たちのお弁当、メイコ流ズボラ飯…ちょっと懐かしくて、かなり愉快なメイコの食卓にいらっしゃい!
目次
第1章 お弁当に愛をこめて
第2章 スターの食卓
第3章 メイコの遺言レシピ
第4章 外食もたまにはいいわよね
第5章 懐かしいあの味
第6章 おいしいお酒を、死ぬ日まで
著者等紹介
中村メイコ[ナカムラメイコ]
1934(昭和9年)5月、作家・中村正常の長女として東京に生まれる。本名・神津五月。2歳8か月で映画『江戸っ子健ちゃん』のフクちゃん役でデビューし、天才子役といわれる。以後、女優として、映画・ラジオ・テレビ・舞台等で幅広く活躍。57年、作曲家・神津善行と結婚。1男2女をもうける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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のこ
14
こんなに自信に満ち溢れた文章を読むのははじめてです な、中村メイコさんのお料理エッセイ。とても精力的で「良いのよ!」が全体から伝わってきます。ハキハキした物言いに少し圧倒されつつ、時間も国も超えたお料理は本当に美味しそう!■なのですが、料理やレシピの話は全体のほんの一部分だった気がします。あとのほとんどは昔のお話。とても興味深く読んだけれど、料理の話を求めて読んだ身としては少々物足りなくもあります。最後も寂しい終わり方でした。2014/08/09
さくちゃん
10
時には出来合いのものに頼ったり家庭料理は手早く作るのをモットーにしていたりと、料理に関して良い意味で力が抜けていて好感が持てました。ただ、戦前から子役として活躍していただけあって、華やかな交遊関係や十代の頃から飲み歩いていた銀座は青春そのものなど、スターならではのエピソードも多く読んでいて楽しかったです。2015/11/21
みなず
4
良くも悪くも、昭和のニオイがプンプン…2014/09/25
とくま
2
×P202017/08/11
キヌモ
1
明るい太陽のようなマルチな女優中村メイコさんの食に関するエッセイ。楽しく読みました。同時代を生きた人にとっては、懐かしいとともに、当時の芸能人ってこんな風だったんだと、興味深いことでしょう。メイコさんのように、人を明るくさせる生き方に、ホント脱帽です。2020/02/07