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出版社内容情報
税金に“抜け穴”があるって本当? 元国税調査官が書下ろす、税金の「正しい知識」。消費税、固定資産税、自動車税、相続税……これほど得する話はない!?身近な出来事・裏話から、税制のカラクリがわかります。
目次
第1章 「所得税」の抜け穴―“税金がかからない給料”がある
第2章 税金の「制度的な抜け穴」を知る人々
第3章 「会社」という名の“逃税システム”
第4章 相続税、贈与税…田中角栄の完璧な税対策とは?
第5章 消費税率、せっかく上げても「ここから漏れる」!?
第6章 自動車は「オプション後付け」で買いなさい
第7章 国際的な税金の抜け穴…日本の税収の死活問題
著者等紹介
大村大次郎[オオムラオオジロウ]
元国税調査官。国税局に10年間、主に法人税担当調査官として勤務。退職後、ビジネス関連を中心としたフリーライターとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シュラフ
16
実は今の日本の国の税制は不公平であることがよく分かる一冊である。声の大きいところに対しては配慮を行い、文句の言わないところからは多く取っていく。言うまでもなく 文句を言わないのはサラリーマン、声の大きいところは 医師会や宗教法人である。この30年 一般庶民の負担感が増す中で所得税の最高税率は70%⇒40%へと引き下げて富裕層を大きく優遇。消費税増税議論などある中、マスコミはいったい何をやっているのだろう・・・消費税増税よりも富裕層や法人などからの徴収を考えるべきなのではなかろうか。 2015/01/12
碧海いお
7
インボイス制度について調べていなければ、青色申告、白色申告について知ることがなかったと感じました。 けど、この本だけではまだまだ足りていない。2023/05/02
クロ助
4
【メモ】 給与所得者の扶養控除等申告書は会社に出すだけでよく、税務署が細かくチェックすることはない。 金持ちには強い政治力があるため、税金優遇策が講じられやすい。日本医師会や政治家、天下り官僚、宗教法人等である。 開業医の優遇税制としては、社会保険診療報酬の72%が経費として認められる。天下りの場合、少ない勤務年数にて退職金を手にしていた。(H25年から5年以下の退職金は税の優遇が縮小された)税務世界には十五三一がある。所得の把握の割合。サラリーマンは10、自営業は5、農業は3、政治家は1割である。2019/02/09
dice-kn
3
今読むにはちょっと古い情報かなと思いました。税金については知っていた方が損しない、というのはまぁそうだろうなと思いますが、個人的には日本の税金の集め方や使われ方が適正なのかということにけっこう興味があるので、もうちょっと突っ込んで勉強したいなという気持ちがあるようなことを前も言っていたような・・??2018/09/24
かず
3
住民税は1月1日に日本に住民票を置かず、かつ1年の半分以上海外にいればかからない。仕事を止めた翌年の1月1日は、海外居住とし、1年の半分以上海外にいた方が良い。 2015/09/16