苦手図鑑

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  • サイズ B6判/ページ数 158p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041105351
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

居酒屋の店内で迷子になり、電話でカジュアルに300万円の借金を申し込まれ、ゴミ分別の複雑さに途方に暮れる――。キミコさん(趣味・昼酒)の、苦手なものに溢れた日常を無駄に繊細な筆致で描くエッセイ集。

内容説明

居酒屋の店内で迷子になり、電話でカジュアルに300万円の借金を申し込まれ、ゴミ分別の複雑さに途方に暮れる―。思わず笑いがこみあげる、キミコさん(趣味・昼酒)の日常をつづったエッセイ集。

目次

もの悲しい秋の夕暮れ
ぱなし人からの挑戦状
冬のサヤマさん
確信を求めて
借りられ女の悲劇
混乱のゴミ問題
夏を生き切る
さようなら、恋
体脂肪と私
平穏への道〔ほか〕

著者等紹介

北大路公子[キタオオジキミコ]
北海道生まれ。大学卒業後、フリーライターに。新聞の書評欄や小説誌に寄稿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

積読亭くま吉(●´(エ)`●)

150
★★★「おでん」の章では、たまらず込み上げるモノを、抑える事は到底無理だった…。短い章の中、語られる色濃い日常。家族への冷静な眼差し、自分の置かれた環境への分析力。そして…日本酒への、貪欲すぎる執着心が彼女の文章をより一層ストイックにする。惜しむらくは、市の図書館に彼女の著作は、この一冊のみ。そしてそれも、さもありなん。本書、爆笑傑作エッセイなり。なんてくだらない…だがしかし、もっと読みたい!!2015/06/16

修一朗

145
相も変わらずちょっとした身の回りの出来事(失敗談?)を妄想の嵐で語りつくす苦手図鑑,この針小棒大感がやっぱり面白いのデス。北大路センセ,インドア派なのも体脂肪率が40%越えなのも雪掻きがある冬が嫌いなのもよく分かったけれども,これからもオモシロ本を書いていただくためにも,もうちょっと出歩いて体を動かしていただいた方がよろしいのでは…2017/05/02

小梅

140
面白かった〜今は移動中にマスクをしているから、電車の中でニヤニヤしながら読んでもバレないのが良かった😁2020/07/09

じいじ

117
 まずは、紹介いただいた読友さんに感謝です。自分では巡り合えなかった作家です。とにかく読み始めたものの、これはエッセイなのか、小説なのか判断がつかない。リアルさからエッセイ? いや、常識を超えた奇抜さは想像の世界で小説では? そんな愚考はさておき、愉快で滑稽で面白いのだ。日々のひとコマを切り取って、瞬間的な閃きを丹念に綴った話の数々(1篇が5~6頁名のが良い)。彼方此方ツッコミを入れながら読み終えた。途中、佐野洋子を読んでいるような錯覚に陥ったので、私はこれは「エッセイ」だと決めました。2017/10/28

パフちゃん@かのん変更

99
北大路公子さん初読みです。エッセイでこんなに笑えたのは三浦しをんさん以来かも。特にウケたのが「平穏への道」酔っぱらって帰宅する際の様々な難関を乗り越え安心した途端ヤクルト400に骨折させられたw(゜o゜)w 。他のエッセイも読んでみよう。2014/03/26

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