出版社内容情報
東大卒、マッキンゼー社員からお笑い芸人に転身―一度きりの人生、他人に流されるのはやめよう。「即断、即決、即行動」でシンプルに選択した女性の生き方とは?
内容説明
人生は一度きり。他人の目なんか気にしている場合じゃない。東大院卒、マッキンゼーを辞めて芸人になる決断をした著者自身の物語。
目次
第1章 マッキンゼーと私(メールには続きがあった;仕事を選ぶ3つの軸;まさかのマッキンゼーからの内定 ほか)
第2章 私の決断(“終わり”の始まり;食事がのどを通らない平日;「完璧なキャリアパス」の呪縛 ほか)
第3章 決断のその先へ(お笑い芸人になって;始めた勇気と同じくらい続ける勇気を持つ;「120%出し切る」しかない ほか)
著者等紹介
石井てる美[イシイテルミ]
1983年生まれ。東京都出身。東京大学工学部卒業、同大学院修了。2008年、経営コンサルティング会社マッキンゼー・アンド・カンパニー・インク・ジャパン入社。お笑い芸人になることを志し、2009年夏に退社。同年10月、芸能事務所ワタナベエンターテインメントのお笑い芸人養成所ワタナベコメディスクールに11期生として入学。現在、ワタナベエンターテインメント所属のお笑い芸人として活動中。TOEIC985点、英検1級(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えちぜんや よーた
88
「社会的に良し」とされる道を言われるがままに歩んでいる最中に、 どうしょうもないほど「人生の違和感」を感じ、お笑い芸人という道に 転身するまでの、七転八倒のココロの葛藤が記されています。それだけに本書は必ずしも、読者の誰もが読みやすいまとまった文章であるとは言えないように思います。しかし「あー、それそれ!分かるわ~」といった、 小奇麗な文章では感じられない、人間臭い共感を覚える箇所がいくつも登場しますので、石井てる美さんに親しみを感じる一冊となりました。 2013/11/05
犬こ
16
東大、東大大学院、マッキンゼー→お笑い芸人。ウルトラ頭が良くても、マッキンゼーという会社は手厳しいし、頭の良さだけではついていけないのですね。お笑い芸人としての石井てる美さんは、よく知らなかったけれど、これから見守っていきたいです。2016/01/10
むーむーさん
16
面白かった。なんだかんだ言っても「東大・東大大学院出てマッキンゼー入った人がやめてお笑い芸人やってる人が書いた本」だから手に取った訳で。意外に真面目な本だった。とりあえずネガティブな言葉は出さないようにしようと思った。2015/07/21
あかり
9
就職する為の最低偏差値が世界一高いマッキンゼーは恐ろしい企業だった。求められる能力がえげつない。仕事内容よりも、求められる行動の早さと速さが格段と違った。どんなアウトプットも価値を出せてないと意味がない。それを今の自分にも課していけば必ず成長できるので、早速実行!2016/01/17
えがお
6
東大大学院➞マッキンゼー就職した才女が選んだ転職先は「お笑い芸人」という実話を生きてる本人著作。ふと読み始めたら、面白くて一気読み。しかし逆にマッキンゼーで働いたからこそ「仮説を立てたら即断即決、即行動」「仮説が違えば引き返せばいい」という考え方と行動力がついて、芸人に行けたと著者。お笑い芸人転職の際にも3つの要素から考えてるのがコンサルっぽい(笑)。東大卒もマッキンゼーもかなぐり捨て裸一貫で未知の世界で奮闘する著者が、失ったものは意外と少ないっていう姿、かっこいい。おススメです2013/11/16
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- 青い鳥のゆくえ 角川文庫