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出版社内容情報
尖閣諸島や竹島をめぐる領土問題が深刻さを益すにつれ、武力に訴えることを煽る政治家やメディアが相次いで現れている。しかし安易な国威高揚は本当に日本の国益たりうるのか? 政治やメディアのあり方を問う!
内容説明
相次ぐ領土問題、外交問題に日本人はどのように対処するべきか。国防軍創設を標榜し、改憲へ舵を取る政治のあり方は是か非か。長期的視野に立ち、各界の第一人者が緊急提言する!
目次
軍事衝突が現実化すればどうなるか
中国の領海侵犯には、「責任ある平和主義」で対処せよ
中国共産党の現実と、そのアキレス腱
これからの世代が考える「あたらしい国」
安倍政権の外交面、軍事面の課題
エセ愛国はなぜはびこるのか?
メディアに生まれている奇妙な潮流
危うい主権喪失国家。民主主義の成熟度問う沖縄
著者等紹介
保阪正康[ホサカマサヤス]
ノンフィクション作家、評論家。1939年、北海道生まれ。同志社大学文学部卒業後、出版社勤務を経て著述活動に入る。近現代史(特に昭和史)の事象、事件、人物を中心にした作品や医学・医療を検証する著作を発表するほか、「昭和史を語り継ぐ会」を主宰、『昭和史講座』を年二回刊行している
東郷和彦[トウゴウカズヒコ]
京都産業大学教授・世界問題研究所所長。1945年生まれ。東京大学教養学部卒業後、外務省に入省。主にロシア関係部署を中心に勤務し、条約局長、欧亜局長、駐オランダ大使を経て2002年に退官。その後、ライデン大学等で教鞭をとり、09年、同大学で博士号。10年より現職。11年より静岡県対外関係補佐官
富坂聰[トミサカサトシ]
ジャーナリスト。1964年、愛知県生まれ。北京大学中文系への留学後、中国関連のレポートを数多く発表。週刊誌の記者を経て、現在、中国問題を中心に活躍するフリージャーナリスト。94年に『龍の伝人たち』(小学館)で21世紀国際ノンフィクション大賞・優秀賞を受賞
宇野常寛[ウノツネヒロ]
評論家。1978年、青森県生まれ。企画ユニット「第二次惑星開発委員会」主宰。批評誌「PLANETS」編集長。サブカルチャーから政治まで、幅広い評論活動を展開する
江田憲司[エダケンジ]
衆議院議員。1956年、岡山県生まれ。79年、東京大学法学部卒業後、通商産業省(現経済産業省)に入省。大臣官房、ハーバード大学国際問題研究所等を経て、海部・宮沢内閣で官邸へ出向し、総理演説・国会対策を担当。94年、村山内閣で橋本龍太郎通産大臣秘書官。96年、橋本内閣で総理大臣秘書官(政治・行革担当)に。98年、橋本内閣総辞職と同時に通産省には戻らず退職。2002年に衆議院議員に無所属で初当選。09年には、渡辺喜美氏とともに「脱官僚」「地域主権」を旗印に国民運動を展開し、同8月、「みんなの党」を結成(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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