出版社内容情報
シリーズ最恐実話といわれる「港区のマンション」。その後あの部屋に入居した人々次々にを襲った恐るべき怪異とは!? ますます恐怖が増幅する怪談実話シリーズ第6弾。真夏の定番作品が満を持して登場!
内容説明
最恐実話「港区のマンション」(第四夜収録)の後日談ほか眠れなくなるほど怖い99の本当にあった話。
著者等紹介
木原浩勝[キハラヒロカツ]
怪異蒐集家。マンガ・ドラマCDの原作の他、出版、ゲーム、公式携帯サイト「怪談百物語新耳袋」等のプロデュースを手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しおつう
24
全面に押し出してくる恐怖よりも、気のせい?気のせいにしてしまいたい!といった現象が大半を占めている。自分も、後から考えたら、どう考えてもおかしい現象を、まあそういうこともあるか…で済ませてしまったことがあるが、そういう体験は、全国津々浦々、探せばいくらでもあるのだろう。2022/08/11
Ririka
12
図書館の新刊本の所にあったのて、ちょっと冷っとしようと思って、借りてみました。題名の通り、小話みたいな感じで、すぐには、ゾクッとは、しないのですが、よくよく考えながら読むと、怖くなるので、さらりと読みました。2013/07/27
ひなにゃんこ
8
★4 このシリーズも6冊目。今回は面白い怪談が多かった印象。『新耳袋』のスタイルは継承しつつ、1話1話のインパクト(orクオリティ)についてはちょっと薄くなったかな、と思ってたけど、今回はなかなか濃くて新鮮味のある話が詰まっていた。第四夜「港区のマンション」の後日談が出てたけど、怪異は止むどころか拡大している。まだまだ続きそう…。2013/07/27
澤水月
7
いつもより「おじいさん」「おばあさん」のお話が多い気がする。「温泉旅館」「図書館」が怖かった2013/06/04
パブロ
6
前シリーズ『新耳袋』を踏襲し、「こんな話があったんだけど」的な不思議な怪奇を、ポンっと読者に投げ出している。前回までは、「あれ? 内容的には『新耳袋』と同じなんだけど、一つひとつの話が薄いな〜」って感じだったんだけど、この体裁に慣れちゃったのかな。今回はそんなことがあまり気にならない感じ。それは第4夜で語られたマンションの怪の後日談があったからかも。やっぱり語る人がいなくなっても、脈々と怪奇が続いていくっていいよね〜、私の身に降りかからなければ!2013/06/12