内容説明
鮮やかな犯行のあとには、必ず闇の悪事が暴かれる！新時代の鼠小僧か、はたまた単なる盗人か！？正体不明の謎の窃盗犯―その名は“山猫”。姉を想う妹、新興宗教の教祖、夢を追うバンドマン、鬼と化した刑事。“山猫”の周囲で繰り広げられる、さまざまな人間模様。怒り、疑念、夢、そして執念。四つの“想い”が、炎を燃やす。最後に光を放つのは、どの“想い”だ！？
著者等紹介
神永学［カミナガマナブ］
１９７４年山梨県生まれ。２００３年『赤い隻眼』（文芸社）で本格デビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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ひめありす＠灯れ松明の火
86
全く以て、阿呆な鼠たちが多すぎる。狩られる事も知らずに呑気に、あっちでチュウ、こっちでチュウと悪いお仲間を増やしている。この街にはalley catよりも凶暴なWild catよりも凶悪な怪盗探偵山猫様がいるってのに。下手糞なハールメンの笛吹きに誘われて、もはや袋の鼠もいい所。赤篇。なんとなーく見覚えのある設定とかトリックも多いのですが、それを補って余りある映像的で読みやすい文章。さらさらーっとあっという間に読み終わりました。キャラクターが多いし、それぞれ個性的なのでドラマとかにしたら面白いかもしれません2014/05/17
散桜
69
短編集！山猫と勝村さん、そしてさくらが良いキャラ！なんと言っても、里佳子がかっこよかった！読みやすいし、そのスピード感に乗れて、楽しめました。山猫、何だかんだでいい人ですよね、憎めなくて大好きです(*≧∀≦*)長編も短編も面白かった！おすすめです♪ヽ(´▽｀)/2014/02/04
優希
53
安定した面白さです。鮮やかな犯行の後には必ず悪意が暴かれるー新時代の鼠小僧かはたまた単なる盗人か。正体不明の謎の窃盗犯山猫の物語、今回は短編集でした。姉を想う妹、新興宗教の教祖、夢を追うバンドマン、鬼と化した刑事。山猫のまわりでは様々な人間模様が繰り広げられます。怒り、疑念、夢、執念の4つの想いが燃えているようでした。サクサク読めるだけでなく、山猫の活躍に爽快感を覚えます。きちんと悪も懲らしめられますしね。でもやっぱり山猫の話は長編で読みたいなぁ。2014/12/28
cucky
33
読む順番を間違えた!!! 待ってました!!! やっとまた読めるーー！！！ 神永さんの断定シリーズは山猫が1番好き！ かっこいー！！ 今回の短編集は、山猫がすんなり解決していくから、スラスラ読める。 まぁ、短編集だから良し！2013/08/25
フキノトウ
32
山猫が言った、勝村は「ドジ」という言葉に、納得（笑）好きなシリーズが増えて、とっても嬉しいです＾＾2014/02/02
