出版社内容情報
”悪人”に天誅を下す「ウロボロス」と名乗る謎の集団の取材を進めていた雑誌記者・勝村が、絶体絶命の窮地に!? そんな中、あの男が動き出す――爽快ピカレスク・アクションミステリー最新作、ついに登場!
内容説明
鮮やかな犯行のあとには、必ず闇の悪事が暴かれる!新時代の鼠小僧か、はたまた単なる盗人か!?神出鬼没の伝説の窃盗犯、その名は―“山猫”。世の中に天誅を下す、謎の集団“ウロボロス”、隠れた闇を白日の下にさらす天才ハッカー“魔王”、そして“山猫”。三つの“正義”が、火花を散らす。最後に生き残る“正義”はどれだ!?
著者等紹介
神永学[カミナガマナブ]
1974年山梨県生まれ。2003年『赤い隻眼』(文芸社)で本格デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひめありす@灯れ松明の火
69
下北沢の街に新しいBARが出来たら、それは山猫のご挨拶。調子外れの歌が聞こえたら、すぐそこに。悪人VS悪人VS悪人の三つ巴の戦いに、巻き込まれ体質のライター。そうですね、そこでちゅーでもしてあげない事には王子様失格ですよな勝村さん。そんな事していると、犬山さんにさくらさんとられちゃうんだから!今回の友情出演は山縣さん達探偵事務所。どこかで真田君ともニアミスしてるのかも?確率捜査官のシリーズはまだ読んでないのですが、こっちも読んでみたくなりました。そして、ジャック・ダニエルが飲みたい。酔っ払いそうだけれど。2013/06/08
散桜
58
神永さんの本、やっぱりとても読みやすかったです!前作の山猫の話はすっかり忘れているのですがwwすぐに入り込めました(* ̄∇ ̄*)山猫の雰囲気が素敵です!勝村さんとさくらさんの今後も気になるところです。社会の陰謀?とか、裏組織的なのとか、壮大でした。一緒に冒険した気分になれて、爽快でしたー!2014/01/30
りか
57
読みやすさは相変わらず。前作の内容はすっかり忘れてたけど(笑)割に早い段階で犯人の見当がついていたので、そこへ向けて、バラバラだったものが少しずつ一つに纏まっていく感じが気持ちよかった。しかし勝村はヘタレなんだか男前なんだか…(笑)2014/04/01
そのぼん
50
謎の襲撃事件やハッカーの話など、色んなことが関わってひとつの筋となっていく展開でした。スラスラ読めて、最後まで楽しめました。キャラが目の前に浮かぶようで、面白かったです。2013/05/05
フキノトウ
32
ピンチの時に、山猫のどこか外れた歌が聞こえてくると、ホッとします。とっても面白かったです^^2014/01/31
-
- 和書
- 謹訳平家物語 〈1〉