執着―捜査一課・澤村慶司

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  • サイズ B6判/ページ数 388p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784041103944
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

県警捜査一課から長浦南署への異動が決まった澤村。その南署にストーカー被害を訴えていた理彩が、出身地の新潟で焼死体で発見された。澤村は事件に不審点を抱き、ひとり新潟へ向かったが……。

内容説明

県警捜査一課から長浦南署への異動が決まった澤村。その南署にストーカー被害を訴えていた竹山理彩が、出身地の新潟で無惨な焼死体で発見される。時を同じくして、理彩につきまとっていた男も姿をくらましていた。事件を未然に防げなかった警察の失態と、それを嘲笑うかのような大胆な凶行。かきたてられるように新潟へ向かった澤村だったが、今度は理彩の高校の先輩だった男が何者かに襲われる。犯人の狙いは一体なんなのか…。澤村の執念の追跡がはじまる―。

著者等紹介

堂場瞬一[ドウバシュンイチ]
1963年茨城県生まれ。青山学院大学国際政治経済学部卒業。2000年『8年』で第13回小説すばる新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

56
堂場さんの比較的新しいシリーズです。警察ものもいくつか読んでいるので、わけがわからなくなりそうですが、このシリーズは主人公の刑事が変わっているので比較的おぼえています。今回も犯人も変わっていて、ある面で両方とも似た者同士なのではないでしょうか?結構皆さんも好き嫌いが激しいようですが、私は今後も読んでみたいと思っています。2014/11/03

シ也

49
新潟で起きた焼殺事件。その被害者は所轄署へストーカーの相談を持ちかけており、警察はそのストーカーの追跡捜査を始める...というスピーディーな展開。焼き殺すとか考えただけでも痛いので、序盤の殺害の描写には絶句。ただ新潟県が前半は舞台なのでどうしても「鳴沢了」のシリーズと被ってしまう。行け行けどんどんの鳴沢と暴走気味のジーパン刑事の澤村を組ませなくて本当に良かったとファンとしては一安心のような残念のような。2015/09/16

達ちゃん

43
澤村シリーズ3作目。すごく不気味な犯人との対決でしたが、これまでで1番面白かったです。最後まで犯人がわからない展開も面白いですが、こういう展開も結構読み応えありますね。2018/12/16

ケイ

43
次はどこに行くのか、どういった人が標的になるのか、先が気になってどんどん読み進める。しかし、動機は弱いなあ。最後に納得できる説明があるかと思ったが、まさか異常性で片付けるつもり? 犯人を撃った警官の心理も不可思議。もう少し橋詰さんに活躍してもらうことでこのシリーズの面白みが出ると思う。2013/05/30

Makoto Yamamoto

35
堂場瞬一らしいアウトロー的で、女性の思いが通じない刑事が主人公の作品。 第三作目とか。 書名の「執着」は犯人も主人公も含めてシッカリ言い当てていてピッタリだと思う。 ストリーはさておき、特に後半楽しめたので、良しとしたい。2021/12/04

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