内容説明
島根県出雲市に派遣された「遺物発掘師」の無量。だが発掘現場は、対立する二つの旧家・降矢家と八頭家にゆかりの場所で、迂闊に手をつけると祟りがある…と地元では囁かれていた。不穏な空気の中、無量が掘り当てたのは不気味な青銅製の髑髏。そしてさらに事件が起こり―。
著者等紹介
桑原水菜[クワバラミズナ]
千葉県生まれ。中央大学文学部史学科卒業。「風駆ける日」で1989年下期コバルト・ノベル大賞読者大賞を受賞後、90年『炎の蜃気楼』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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