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出版社内容情報
生きづらい現代にこそ求められる自分だけの「心に効かせる」読書法
長引く不況、リストラや就職難、リアルやネット上での人間関係……。この「生きづらい」時代を乗り越えるために、速読でも多読でもない、全く新しい”心を鍛える”方法論としての読書術を紹介する。
目次
序章 生きづらい時代だから本を読む
第1章 不安をしずめる読書―鎮静剤
第2章 前向きな気持ちを起こす読書―気付け薬
第3章 折れない心を作るための読書―栄養剤
第4章 自分を取り戻すための読書―体質改善
第5章 もっとメンタルに効かせるための工夫
著者等紹介
奥野宣之[オクノノブユキ]
1981年大阪府生まれ。同志社大学文学部でジャーナリズムを専攻後、出版社、新聞社勤務を経て、独自の情報整理術を公開した『情報は1冊のノートにまとめなさい』(Nanaブックス)で著作デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆ゆう☆
60
「どのように本を心の支えにしていくか」読むべきだから、みんなが読んでいるから、という理由ではなく自分の心がいま欲している本を素直に手にしてみようと思った。不安なときややる気が起きないとき、安らぎたいときや楽しみたいとき、その時々の心の状態に合わせて本を選ぶ処方せん的読書。魅力的。どの本が自分に効くのかということを知っておくことが重要だと思う。そんな本の見つけ方なども描かれていたので参考にしつつ、もっともっと自由に読書を楽しみ、いつか自分だけのとっておきの“処方せん”を作ってみたいと思った。(Kindle)2014/03/30
mitei
56
人生で行き詰まった時にどのような読書をするのがメンタル面で効果があるのかを著者の実感で著したもの。私も著者同様の読み方をしてるのがあって驚いた。2012/05/12
Kentaro
41
スポーツや映画の場合、観ている人が目をつぶっていても、プレイは続くし、ストーリーは進む。しかし、本は読み手が目をつぶったら何も進まない。つまり、読書は、一から十まで個人の脳内で起こっていることなのだ。そして忘れてはいけないことは、本に書かれた内容の「再生者」であり「受信者」である読み手は、ひとりひとりがまったく違うということだ。 本の感想は人によっても異なると同時に、自分の中でも一年前に感じたものと、今年読み返したときの感想は同じとは限らない。これが映画やテレビドラマと違って、読書の面白いところだろう。2019/12/14
Gemi
40
今月の図書館の特集が「メンタルヘルス」的なのだったのでどんな本かなぁ?と軽い気持ちで借りてみた。まぁ言いたい事はわかるけど…まぁそれはねぇ…個人差あるよって感じ。特別な読書体験はブログやSNSに載せて共感しない方がよいとか。各章末にその章ごとのオススメ書籍が載っていて、結構読んだ本がオススメされていたのがやや嬉しかったり。不安を鎮めるのには『失踪日記』、前向きな気持ちを起こすのには『悪童日記』など。あと作中に出てくる『夜と霧』とか。この本の最後に紹介されていた『ドン・キホーテ』がとても読みたくなった。2015/11/13
ユウユウ
27
私にとって本は確かに頭のサプリ、心のお薬なので、タイトルからしてスッと入れました。2019/12/03