白球の約束―高校野球監督になったプロ野球選手たち

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白球の約束―高校野球監督になったプロ野球選手たち

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  • サイズ B6判/ページ数 271p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041102350
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0095

出版社内容情報

甲子園に再起を誓う、男たちの燃える鼓動

大越基、大野久、杉本友、佐野心、酒井弘樹、後原富。プロ野球選手として戦力外通告を受けた彼らは、第2の人生で高校野球の指導者となることを選んだ。栄光からの転落と再生への苦闘を描いた本格ノンフィクション。

内容説明

甲子園に再起を誓う男たちの燃える鼓動。豊穣なるスポーツノンフィクション。

目次

第1章 ダイエー→早鞆高 大越基「沈まぬ太陽」
第2章 オリックス、横浜、ヤクルト→仁川学院高 杉本友「解けない数式」
第3章 阪神、ダイエー、中日→東洋大牛久高 大野久「高校野球版マネー・ボール」
第4章 中日→常葉菊川高 佐野心「アンチ勝利至上主義」
第5章 近鉄、阪神→名経大高蔵高 酒井弘樹「速球の行方」
第6章 東映→瀬戸内高 後原富「学生野球資格回復者第1号の告白」

著者等紹介

本郷陽一[ホンゴウヨウイチ]
大阪府寝屋川市生まれ。サンケイスポーツ新聞社の記者としてプロ野球、ボクシング、オリンピック競技などを担当。その後、雑誌編集の世界に移り、2008年より不定期刊のスポーツ総合雑誌「RONSPO(論スポ)」(フィットネススポーツ発行)の編集長として新しいスポーツメディアの発信にチャレンジしている。株式会社スポーツタイムズ通信社代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆう

9
野球を楽しむ、甲子園はあくまでも結果と言い切る佐野心の考え方に好感が持てた。一方で元プロだからこそ学校からは甲子園を当たり前のように期待され、それに応えねばならないというプレッシャーも切々と感じる。 スポーツが人を魅了するのは、ただ楽しむことに意味があるからではないだろうか。ボールがバットに当たった手ごたえ、シュートが決まった時のネットの音。そこに学校や監督の利益を優先させては、子どもたちもやりづらいだろうなぁとただ同情する。まぁ、そんなにやわくてはスポーツなどできないのかもしれないが。 2013/01/05

arcmint

2
田口壮さんのブログを読んで以来、プロ野球選手からの情報に興味を持っていたのですが、この本は非常に面白かった。(興味深い、って言った方がいいのかな)プロ・アマの壁の話も「エー加減にせえ」と再認識。高校野球は好きなのですが、現状のままでいいとはとても思えない。もっと自由になれないものか。2014/12/28

shouta.k

2
【白球の約束】 高校野球が好きな人、関係する人はぜひ読んで欲しい 高校野球のとはどういうものかを改めて問うてくれています。 「野球を楽しむ」「勝利こそ全てなのか」「人間教育こそ一番大切なこと」この3つが奥底にあります。素晴らしい本です。2013/07/24

金吾

1
子供の頃、野球の頂点を極めたプロ野球選手が子供に野球を教えられないことは疑問に感じていましたので規制が徐々に緩和されるのはうれしいと思いつつ読みました‼️2019/04/17

harmony1116

1
今まで、プロ・アマの壁には否定的だが、高校野球は教育の一環と考えるとある程度の制限は必要だと考えが変わった。ただ、現状のままではなく、あとがきにあるようにライセンス制が妥当だと思う。少し大げさな表現が多いが、考えさせられるところの多い本でした。2014/10/28

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