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遺譜―浅見光彦最後の事件〈上〉

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  • サイズ B6判/ページ数 368p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784041102312
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

浅見家に届いた一通の手紙。それは、本人が知らない間に企画された、浅見光彦34歳の誕生日パーティの案内状だった。発起人の一人、本沢千恵子は美貌のドイツ人ヴァイオリニスト、アリシア・ライヘンバッハを伴い浅見家を訪れる。丹波篠山で町をあげて行われる音楽イベント「シューベルティアーデ」に二人が出演する際に、ボディガードを頼みたいというのだ。アリシアは祖母に、彼の地で「インヴェ」という男に託された楽譜を預かってくるようにと言われていた。一度は断る浅見だが、刑事局長の兄、陽一郎からの特命もあり、現地に赴くことになる―。賢兄愚弟の典型、浅見家に育った次男の光彦を過去の盟約が追い詰める!軽井沢、丹波篠山、ヨーロッパを舞台に史上最大級の謎の連鎖の幕が開く。国民的名探偵が迎える衝撃のラスト。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

文庫フリーク@灯れ松明の火

100
ここ数年ご無沙汰だった内田康夫さん。副題の「浅見光彦最後の事件」を目にした以上、読まずにはいられない。先日読了した皆川博子さん『総統の子ら』で読んだ10~24歳のヒトラーユーゲント。その代表30人が1938年、日本を親善訪問した折、贈呈されたフルトヴェングラーの楽譜。贈呈役を務めた当時、13歳のニーナの孫・アリシアに頼まれ、楽譜を探す光彦。ヒトラー政権下のドイツと日本に絡む、歴史の下に埋もれた謎。1994年兄の陽一郎絡みのエピローグから、なぜか物語は「永遠の33歳」光彦の34歳バースデイを祝う→2015/01/15

じゅん兄

45
最後の事件らしいので一回ぐらいは読んでみようと初めて手に取りました。従って過去のヒロインたちがたくさん出てきましたが全く判りません。本では読んでいなくてもドラマではかなり見ていると思うんですがヒロインまでは覚えていませんでした。ミステリーとしては壮大な雰囲気を漂わせているので下巻に期待しましょう。2014/11/03

poke

37
最後の事件、が気になって久しぶりに読みました。同窓会のような雰囲気もあり総まとめされているようでさみしさを感じる。それにしても、浅見さんもてますね。2016/03/16

きっちゃん

36
永遠の33歳、浅見光彦が長い年月をかけて34歳になりました。誕生日のお祝いパーティーには今までの懐かしいヒロインたちが登場、さてさてこれから光彦はどうなっていくんでしょう。 物語の感想は下巻読了後。2014/09/15

きつねこ

35
34才を迎えた光彦さん。シリーズスタートして30年もたつなんてびっくり!結構たくさん読んだけど、お誕生パーティーの参加者がなかなか思い出せないよ~。旅情ミステリーとして、お約束ものとして、広く愛されるこの設定は凄いと思います。最後の事件って悲しいこといわず、ワンパターンでいいからずっと続けて欲しいです。お話はかなり壮大。上巻では、96歳で車の運転はやめてほしい!とだけ言っときます(笑)。下巻は誤って先に届いたので一旦返したけど、次はいつ届くかしら。来年かな?2014/11/13

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