出版社内容情報
果てしない宇宙に飛び込む勇気はあるか? 人間の身体の奥深くに――。
12歳のオスカーは母と姉と共に普通に暮らしていたが、ある日突然使者がやって来て、彼が実はメディキュスになるという隠れた才能を秘めており、今、世界は悪と戦うためにその力を必要としているのだと告げられる…。
内容説明
オスカー・ピルは12歳の少年。母と姉とごくふつうにくらしていたが、ある日突然やってきた使者から、実はメディキュスになるという隠れた才能をもっていると告げられる。メディキュスとは、魔法で人間の体内に入り、病気を治す力をもつ人々のこと。その日から、オスカーの不思議な冒険の日々がはじまった―。
著者等紹介
アンダーソン,エリ[アンダーソン,エリ][Anderson,Eli]
フランスのストラスブール生まれ。作家、医師。小児腫瘍科で研修医としてつとめたのち、放射線科の医師として活躍するかたわら小説を書きはじめる
坂田雪子[サカタユキコ]
神戸市外国語大学中国学科卒業。公務員(フランスで研修後、カナダに勤務)を経て、翻訳家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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E
3
この発想素晴らしい。昔『ミクロの決死圏』とか、人が小さくなって体内に入っていく映画を何作か見た覚えがあるけど、子供が読めるファンタジー仕立て。でも体内の仕組みに楽しみながら触れられる。8歳の子も2年生当時、楽しく読んでいた。かなり丁寧にふりがながふってあるのが幸い。/「八方ふさがりだとか、もう何も打つ手がないとか思うのは、まだ考えぬいていない証拠だ」「時間がない時は、残ってる時間で考えぬけ」というセリフにグッと来た。2013/04/02
おだまん
3
ハリーポッターさながらの面白さ。そして舞台が体内になるといよいよミクロの決死戦!2012/07/24
きゅー
0
設定とかはすごく好きで、絶対好みの話のはずなのだけれど…… オスカーのあまりのガキっぷりにイラッ。何度も萎えそうになったけど頑張った。サッカー好きの木とか、人の体内に入って云々とか、ホント好みなんだけどなあ。2014/06/29
saori
0
たいないのところで、ちょっときもちわるいばめんもあった。オスカー・ピルは、そのうち、パトロギュュスと、たたかうのかなぁ。なかなか、ほかのほんよりまえおきが、ながかった。2012/09/07
ai
0
なかなか面白かった! 読みやすくて一気に読んだ。 下巻も読んでみたい。2018/05/02