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出版社内容情報
日本の農業を元気にしたい!女子だから、できることがある!
女性のみで運営される山形ガールズ農場。国立大学に通う女子大生が農業に目覚めるキッカケとは何なのか。生産だけではない「農業」というビジネス。生産から販売までを見据えた農場を経営する難しさと、その喜び。
内容説明
女性のみで運営される「山形ガールズ農場」。国立大学に通う女子大生が農業に目覚めるキッカケとは。これからの農業に求められ、そして、彼女たちが目指すものとはなにか。
目次
第1章 女子大生、農業に目覚める
第2章 あきらめなければ変えられる!農業の世界
第3章 誕生!山形ガールズ農場
第4章 「女子」ならではの米づくり、野菜づくり、商品開発
第5章 山形ガールズ農場、新たな可能性
第6章 「ビジネスとしての農業」のこれから
著者等紹介
菜穂子[ナホコ]
1981年、山形県村山市生まれ。農業生産法人国立ファーム株式会社山形ガールズ農場代表取締役。県立山形東高等学校を経て、横浜国立大学教育人間科学部へ入学。大学卒業後は実家がある山形に戻り就農を決意する。2007年4月、国立ファーム有限会社に入社。同年には女子大生プロジェクトも開始。このプロジェクトは農林水産省の「食と地域の『絆』づくり」プロジェクト優良事例に選定されている。09年4月、農業生産法人国立ファーム株式会社山形ガールズ農場を設立、代表取締役に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬弐仟縁
11
表紙の女子の明るさに魅かれて借りた。大卒の著者は、今風のギャルのようでいて、しっかりと物事を考え、実行しているタイプのできた若者である。教員を志向していたが、農業を選択したとのこと(10頁)。タイでの経験が日本農業の特質を浮き彫りにさせたようだ(15頁~)。試行錯誤しつつも漸進していったようだ。2泊3日、6度の食事付で7600円というワーキングホリデーのような発想を事業展開している(48頁)。僕みたいな不健康なのも取り込めれば参加してみたい。男だからだめ(笑)。ものづくりの正義はこだわり(10カ条の5)。2013/09/05
ちる
8
女子から始める、農業改革!をスローガンに農業を始めた菜穂子。女性目線での商品開発は共感できました。後継者不足と言われているけれど、農家の子供でもなく農家に嫁に行くでもなく農業を始めるのは大変なことですね。2014/09/16
M2
8
女性が農業をビジネスの観点も入れて仕事をするという話はすごいなと思いつつ関心した。けれどどうしても作者の話ばかりで途中でうんざりした。2014/01/06
たらこりっぷ
8
軽い気持ちで手にした本ですが、なかなかの読み応えでした。「たべものを作る」農業という生業を、自分なりに一生懸命とらえようとする姿に好感が持てます。女性たちだけ、それも若い世代だけで何ができるのか、という先入観を上手に利用してやれという方針にも大賛成です。日本の農業がこれからどうなっていくのか、彼女たちの挑戦が一つの答えを示してくれるといいなと大いに期待しています。2012/03/31
Carlos
6
勇気と決断力と行動力、踏み出すことは難しいけどこれから必要だなー。2014/03/16