いのちの再建弁護士―会社と家族を生き返らせる

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  • サイズ B6判/ページ数 211p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784041101513
  • NDC分類 335.4
  • Cコード C0095

出版社内容情報

企業再生は、日本の再生だ!! 会社を潰すのは100%間違いである。

会社を生き返らせる男、村松謙一。倒産の危機に見舞われた会社を、法律を駆使した経営改革を行い、蘇らせる企業再建弁護士だ。誰もが見放した会社を100以上復活させた男が、修羅場で見た「日本」を明らかにする。

内容説明

依頼者に生きる勇気を与え、会社の復興と共に多くの人々が幸せになる道筋をつくり続けた男が、修羅場で見たすべてを語る。

目次

第1章 どんな会社も再建しなければいけない―東北地方・卸業者(暗闇の中でもがいていた会社が、今、人々を助けている;避難所に、生きるための食料を載せたトラックを走らせた ほか)
第2章 ふたつの死が私を変え、支えている(九九%ダメと言われても、私は諦めない;初めての大きな失敗 ほか)
第3章 私の会社再生法(多くの人生が、命が、会社と共にある;原則、会社は再建できる。心の力が会社を蘇らせる ほか)
第4章 人をマスで救おうと決めた若き日(溺れないように泳ぎ続けた人生;次郎長の里で生まれ育つ ほか)
第5章 企業再生こそ日本の再生だ(全就労人口の七〇%が中小企業の社員;「お金を返せないから」と命を差し出してしまう人がいるのはおかしい ほか)

著者等紹介

村松謙一[ムラマツケンイチ]
弁護士。1954年静岡県生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。81年司法研修所入所(35期)、83年東京弁護士会登録、清水直法律事務所入所。90年に村松謙一法律事務所開設。2000年光麗法律事務所に改名。03年に東京弁護士会倒産法部部長、法務省「倒産犯罪研究会」講師。この他にも参議院「財政金融委員会」参考人、全国倒産処理弁護士ネットワーク講師等を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

楽駿@新潮部

34
品川図書館本。以前ドラマを見て、原作を読みたくなった。企業会計原則でもあるが、継続の原則というものがある。会社は、起こしたならば、ずっと続けなければいけない。取引先企業や、従業員の将来に、責任があるから。それを一番に理解し、実践しているのが、この作者である村松弁護士だ。利益の出ている会社の顧問弁護士をやった方が、はるかに楽で、高収入だろう。今にも、倒産しそうな会社を受け持ち、時に、金融関係からも当の会社の従業員からも、反発を受けながらも、再生していく事は、易しくない。弁護士だからこそできる技。思いを見た。2020/06/06

かんちゃん

11
久しぶりの再読。村松先生が持つ熱量に心が動かされる。中小企業を相手に仕事をしている私にとってこの本は、たまに手にとってその熱量に触れたなる本です。使い古された言葉かもしれないがやっぱり『企業は人なり』。この言葉は紛れも無い真実だと思う。真面目にひたむきに努力し続けている人を応援していける企業人に私もなりたい。2018/02/03

もりお

10
ドラマ化と言うことで。2019/07/31

ふたば@体温0.5℃UP計画進行中

7
よみがえらせるべき会社は存在する。消えていくこともいたし方なしと思う企業もある。助けられる企業は出来る限りの力で救うとを信条とする著者に共感する。確かに、誤りを犯した経営者ではある。しかし、過ちは正せばよい。正しい考えを持てる経営者であるなら、誤りを正して、健全な経営に戻せば良いのだ。銀行もやみくもに貸せばいいと言うものではない。しかし、経営が健全化するようサポートすることもまた銀行の役割である。生殺与奪権を握ったかのような対応は、銀行の正しい姿ではない。企業は人の集まりなのだ。無機質な物質ではない。2019/04/29

こばきよ

5
知っている人は知っているTDBニュースに最近寄稿されている村松先生。愛読してます。直近の執筆を図書館で偶然見つけました。これも縁。清水先生門下だったんですね。銀行員で融資に携わっていればなおのこと興味深い内容。救わなくていい会社等無いと言われると反論したくなるが、読み進めると当然全てが全てではないということ。何しろ、メンタル、心、人間の部分から入ることが大事という姿勢が貫かれている。足りないところばかりに目がいってしまう銀行員にとって様々な警句が散りばめられている。心から入ることを省みたい。2013/02/15

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