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待っている犬―東日本大震災で被災した犬猫たち

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  • サイズ A5判/ページ数 96p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784041101216
  • NDC分類 369.31
  • Cコード C0072

出版社内容情報

東日本大震災で被災した犬たちの記録写真集

飼い主の死亡も知らず全壊した自宅を守る犬。ペットとともに入所を拒否され、壊れかけた家で一緒に暮らす人。被災地から保護され、飼い主たちの迎えを待っているたくさんの犬や猫たちの記録写真集です。

内容説明

飼い主の死亡も知らず、倒壊した自宅から動かない犬。避難所に一緒に入所できず、半壊の自宅で犬と一緒に暮らす飼い主。救援活動のために入った被災地で、そうした犬猫たちを保護し治療し世界をしながら、飼い主たちの迎えを一緒に待つ、仙台のドッグショップのスタッフとボランティアたち。これは彼らが撮った、被災した人と動物の記録写真集です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あじ

43
人道支援と平行し、動物救済に取り組む人々がいる。日本の篤き精神は尊いものだなぁ、ほろほろ涙腺がゆるみました。悲しみを背負い生きるのは人間だけではない。苦楽を共にして生きる同志なのだ。彼らの眼差しにその意思が宿っていました。◆2012/2刊【拝借本】2018/06/04

瑪瑙(サードニックス)

43
東日本大震災で被災した犬や猫たち。家族も同然のその子たちを置いてきぼりには出来ない。でも避難所の中に入れる事は出来ない。泥まみれで亡くなっていた犬の姿には涙が出た。思わず「辛かったね。頑張ったね。虹の橋で思いっきり走り回ってね」と写真に声をかけていた。又行方不明の犬を探すポスターに『死骸でもいいです』と書かれてあって飼い主さんの必死の思いが辛い。高齢の子たちにとっては被災したことのストレスは相当なものだったのだろう。次々に亡くなっていく姿に涙が出た。保護してお世話をしてくださっている方々に頭がさがる。2015/11/15

シュエパイ

8
つながれたまま横たわる姿、痩せた体をよせあう姿、泥まみれのまま弔ってもらえるのをまっていた姿。・・・死骸でもよいからみつけてください、お礼します、と書かれたポスターは、人と動物、両方の悲鳴のようにも見えて(T_T) 何でこんなに、よく見知った地名ばかりが多いのだろう。 ・・・いつかまた、笑顔ばかりがあふれますように。飼い主と、どこかの空の下、再会できますように2012/05/19

タカラ~ム

3
1年以上前に刊行された本なので、この中で紹介されている保護犬のうちの何匹かでも、元の飼い主との暮らしを取り戻すことができていればいいな、と思う。元気で里親家族やボランティアさんたちに愛されている犬もいれば、残念ながら命を落としてしまった犬もいる。掲載されている写真には、直視に耐えないものもあるけど、この現実から目を背けてはいけないのだと思う。2013/08/16

神城冥†

3
ドッグウッドの東日本大震災における活動の記録。ドッグウッドのスタッフとボランティアの手により撮影された写真と共に活動内容を記したノンフィクション。中には、痛々しいとゆうか、生々しい写真も載っています。被災したペットができるだけ多く、愛しい飼い主さんのもとへ戻れるよう願わずにはいられません。2013/05/02

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