内容説明
練習場は被災、避難所暮らし、練習の合間のボランティア―。震災を乗り越え大躍進!チームを支えた、ひとつの思い。選手を突き動かしたリーダー、手倉森監督の熱い言葉の数々―。
目次
第1章 あの日、あのとき、あの場所で
第2章 サッカーをやっていいのか
第3章 不敗記録の中で
第4章 深まる絆
第5章 逆襲の季節
第6章 背中ではなく、胸と右腕を
第7章 気持ちの安定感
終章 「さらなる高みへ」
著者等紹介
戸塚啓[トツカケイ]
1968年神奈川県出身。スポーツライター。法政大学卒業後、サッカー専門誌記者を経て98年よりフリー。スポーツ雑誌ほか各メディアで活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふろんた2.0
16
2011シーズンのベガルタ仙台を追ったルポ。プロローグにあるチケットが完売しているのに空席がある状況には何とも言えない気持ちになる。手倉森監督との選手たちの信頼関係がいい方向に働いている。サッカーの監督といってもいろいろな人がいるもんだな。2013/07/30
あちゃくん
16
今日、スタジアムへ向かう道中に読もうと思って楽しみにしていた一冊。ベガルタ仙台の戦いの軌跡を追ったルポルタージュ。東京在住のライターさんが書いているので、僕自身も見に行った試合の話が多く、当時のことを思い出し目頭が熱くなる場面もしばしばでした。2011年の4位から昨年準優勝を果たし、今年はアジアを舞台にした戦いも加わります。どこまで高みに行けるのか本当に楽しみです。そして今日、震災から3年目のシーズンが始まります。2013/03/02
ゆにこ
11
ベガルタの2011シーズンを追った読み物。リーグ再開後のフロンターレとの試合はとても素晴らしく、涙が出た事を思い出しました。2013/06/24
さんつきくん
6
東日本大震災が起こった2011年シーズン。ベガルタ仙台は4位と躍進した。前年降格争いをしていたクラブとしては4位と言う数字は奇跡的だが、手倉森監督以下が一致団結。東北のクラブを東北出身の手倉森監督が指揮する事に彼自身が特別なプライドを持って戦っていたこと。彼自身がめちゃめちゃポジティブでメンタルケアに長けていること。つまらないギャグ(笑)被災地のクラブとしての挑戦。再開後の川崎F戦は感動ものだね。手倉森監督と選手達の信頼関係が良いのが伺える。2012/05/21
ほっそ
6
同時にサッカーダイジェストの「復興のシンボル」という、ベガルタのこのシーズンの特集号を一緒に勝ったので、涙腺緩みっぱなしでした。 2011/12/26
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