カドカワ銀のさじシリーズ
RDG〈5〉レッドデータガール 学園の一番長い日

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  • サイズ B6判/ページ数 352p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784041100394
  • NDC分類 K913
  • Cコード C0093

出版社内容情報

荻原規子の最高傑作シリーズ、最新刊!

いよいよ始まった「戦国学園祭」。泉水子たち執行部は黒子の衣装で裏方に回る。八王子城攻めに見立てた合戦ゲーム中、高柳たちが張った罠に気づいた泉水子は、自分がその術にはまったことを知って!?

内容説明

いよいよ始まった“戦国学園祭”。泉水子たち執行部は黒子の衣装で裏方に回る。一番の見せ場である八王子城攻めに見立てた合戦ゲーム中、高柳たちが仕掛けた罠に自分がはまってしまったことに気づいた泉水子は、怒りが抑えられなくなる。それは、もう誰にも止めることは出来ない事態となって…。ついに動き出した泉水子の運命、それは人類のどんな未来へ繋がっているのか。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

エンブレムT

266
世界の命運を握るのが高校の学園祭ってことで「えぇ~?」と思っておりましたが、『戦国学園祭編』素直に面白かったです。SFというか、神話ファンタジー的な2重構造部分をすっ飛ばしたら、めっちゃ少女マンガ展開なのも楽しめました。自分の魅力に無頓着で臆病なヒロインが、本人の知らないところでドンドン注目を浴びちゃってたり、その秘めたる力を利用しようとした輩には結果的に強烈な報復をしちゃってたり(笑)でも、ま、なによりもアレですね。「来いって言えよ。行くから」「おれが必要だって、言えよ」の深行くんにやられましたwww2012/09/24

ヒロ@いつも心に太陽を!

255
【初読・一回目】・・・(-□-*)!!!最後の泉水子と深行のあの場面にすべてをもってかれた!!!大満足の一冊。だがあまりに好きすぎてちっとも感想がまとまらないのでとりあえずすぐに再読へ。3回くらい読み返せば落ち着いて感想も書けると思う。たぶん。(追記:11月23日に3回目を再読し終えたので、3度目の感想を書きました☆ちっとも落ち着いた感想にならず、RDGが好きだという想いが溢れまくってます(笑))2011/11/03

風眠

252
いよいよ戦国学園祭。物語のビジュアルが一気に派手になった。武将、姫君、兵士、平民、バテレンといった戦国装束、そして生徒会執行部の黒子。全校生徒がそういうコスプレできるって、鳳城学園てどんだけセレブ集団なの!?古来から伝わる術とか結界とかそういうのに混じって、ヘリとか携帯とかがしれっと登場して窮地を救うみたいな途方も無い設定なのに、物語が破綻しないのがすごい。高柳との直接対決では、泉水子の怒りが爆発し姫神として覚醒する。深行に「俺が必要だって言えよ」と言われ我に還る泉水子のシーン、ここ胸キュンポイントです。2015/01/02

まりもん

248
この学園祭で高柳が泉水子を自分側にしようと仕掛けたおかげで犬の姿になって少し笑ってしまった。でもこの一件のおかげで深行がもっと泉水子を信じる気持ちになったようで今後の2人に期待。 真澄もまだ泉水子を諦めないようだし、負けを認めない高柳が今後も泉水子に何か仕掛けてくることを考えると深行はなかなか心が安まらないかも。2011/11/02

しょこら★

217
サブタイトルの通り、長い一日。まさかこの重要な日に、泉水子と深行、真響、真夏バラバラって陰謀?!自分まで高柳の術にはまったみたいで、あれー?誰が敵で味方で…ほにゃほにゃ状態。それを必死で戻そうとした深行イケメン!泉水子も、かなり強くなったよね。ひとりになりたい、みんな敵…なんて、姫神じゃなくても陥る、思春期の悩み。信じきれなくても、それでもちょっとでも寄り添える相手がいること…迷ってもいいんだって、弱いのは悪いことじゃないよね。そんで結局、世界遺産は…次で終わりだなんてウソー!2013/04/15

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