角川ソフィア文庫<br> 日本古典と感染症

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角川ソフィア文庫
日本古典と感染症

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  • サイズ 文庫判/ページ数 326p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041099421
  • NDC分類 910.2
  • Cコード C0195

出版社内容情報

古の人々はいかに病と向き合ってきたか?

万葉集から、方丈記、江戸の役者絵、正岡子規まで。古典籍をひもとけば、古の人々がどう病と向き合い、苦しい状況の中で希望を見出していったのかがわかる。歴史を学び、現代の糧とする文庫書き下ろし!

●ロバート キャンベル:日本文学研究者。国文学研究資料館館長。東京大学名誉教授。1957年ニューヨーク市生まれ。カリフォルニア大学バークレー校卒業。ハーバード大学大学院東アジア言語文化学科博士課程修了、文学博士。1985年に九州大学文学部研究生として来日。専門は近世・近代日本文学。

内容説明

医学や科学が現代よりも発達していなかったころ、人々は未知の感染症をどのようにとらえたか。感染症はいかにして広がり、そしてその困難の中、人はどのように希望を見出していったのか。『万葉集』に残る天然痘の挽歌、『源氏物語』に描かれるマラリア『方丈記』養和の飢饉、『徒然草』などが描く流言蜚語、江戸時代の三密回避「はしか遠慮」、夏目漱石と腸チフスほか。約1300年間の記録をたどり感染症の地平を見わたす書き下ろし論集。

目次

感染症で繋げる日本文学の歴史(ロバートキャンベル)
『万葉集』と天平の天然痘大流行(品田悦一)
平安時代物語・日記文学と感染症―虚構による「神業」の昇華(岡田貴憲)
『方丈記』「養和の飢饉」に見る疫病と祈り(木下華子)
神々の胸ぐらを掴んで―感染症と荒ぶる禅僧のイメージ(ディディエ・ダヴァン)
流言蜚語と古典文学―鬼・髪切虫・大地震(川平敏文)
中世の文芸と感染症(海野圭介)
江戸時代の漢詩文と感染症(山本嘉孝)
養生の基底にある思想―『延寿撮要』から『養生訓』へ(入口敦志)
伝奇小説の中の疫鬼たち(木越俊介)
“病”と向き合う村びとたちの知恵―ある山村の日記から(太田尚宏)
安政のコレラ流行と歌舞伎(日置貴之)
幕末役者見立絵と感染症(高橋則子)
コレラと幕末戯作(山本和明)
近代小説と感染症―柳浪・漱石・〓外から(野網摩利子)

著者等紹介

キャンベル,ロバート[キャンベル,ロバート] [Campbell,Robert]
米国ニューヨーク市生まれ。文学博士。専門は近世・近代日本文学。東京大学名誉教授。カリフォルニア大学バークレー校卒。ハーバード大学大学院東アジア言語文化学科博士課程修了。九州大学文学部研究生として来日。国文学研究資料館助教授、東京大学大学院総合文化研究科助教授、同教授を経て、2017年4月から2021年3月まで国文学研究資料館館長をつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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keroppi

74
図書館の新刊コーナーで見つけて。「万葉集」から漱石まで、日本古典から日本人が感染症とどう向き合ってきたのかを捉える書き下ろし論集。江戸時代の山村の日記やコレラ流行時の記録も含まれ、その当時の苦しみも見て取れる。疫病は祟りという概念や、「養生訓」に見る病気に対する道徳観が今の日本人の根底にあると論じる。「病気にかかることは、家族や社会に対する負い目になる。病気にかかってはならないのだ。だから、かかった人々に対して攻撃が行われるのである。」そんな考えがいまだに生きている悲しさを感じる。2021/04/10

遊未

10
古典に疫病の流行がどのように描かれているか?という内容と思って手に取りました。方丈記はそうですが、疫病が物語、出版に与えた影響という内容も多くあります。江戸中期御山守の日記は興味深く人があっけなく死ぬのが日常であったことがよくわかります。近代小説の部分は不要ではないでしょうか。2021/09/22

永倉あんず

2
読み易い/読み難いが自分の中で顕著で、読み難い文章は本当に何も入ってこず難儀した。平安時代の文章はどうしてこうもおどろおどろしい印象を持つのだろう。『方丈記』では想像したくない光景を生々しく描いていて、目を背けたくなるなどした。いつの時代もそうなのかな、と思ったのは「疫病が流行って大変なのに政府はヘラヘラしやがって」「病気だって知りたくないから医者にかからないやつなんなんだよ」のような文章を昔の人も書き残していたというところだった。2021/08/28

遊観子

1
人類は昔から散々感染症に苦しんで来たんだなぁと、改めて認識した。日本はこれまで感染症とどの様に向き合って来たのかを古典文学に沿って提示している本書はとても興味深い。過去からの知恵を生かして、恐れ過ぎず、出来る事を粛々と行う事が肝要と感じた。2021/10/02

むむむ

0
パラパラとつまみ読み。平安時代の箇所が特に面白かった。

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