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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
56
博多への蒙古接近を前にして、朽井迅三郎の元に新たな仲間が集う。対馬出身の大男・船出の小太郎、鎌倉時代の郎党・ウカガミ藤太。朽井の放つ不穏でありながら歴戦を感じさせる空気が、坂東武者たちを煽る煽る。少弐の景資さまからも取引を引き出した迅三郎は確かに変わった。護りながら戦うという経験が彼を変えたということ。馬や女海賊(みたいな姫様)太子も味方に付けた朽井が反撃の狼煙を上げた四巻。2021/10/22
六点
14
さて、前巻の引きで褌一丁にて「非日常の存在」扱いとして博多に参陣した迅三郎。少弐景資より、着背長一領と、戦後の対馬への合力米千俵を条件に陣借りして合戦に参加することになります。郎党も馬も手に入れ、予定戦場域の博多市街を見て回りますが、服部英雄氏の著書にも取り上げられた宋人街もしっかり描かれています。ウリヤンエデイも迅三郎を混戦の中に見出し、いよいよ文永の役博多湾岸の戦いが本格化します。しかし、「背中を見続けていれば死なない=見失うと死ぬ」って『こうてつのあらしのなかで』感がありますな。次巻が待たれます。2021/04/01
さとみん
11
博多でも迅三郎は相変わらず。それより再会した相手が鬼畜すぎて悪徒が気の毒になる。確かに迅三郎についていたら退屈はしないけど、説明なしであんな地獄に突っ込むか!この先も頑張って生き延びて…。さて野良犬よばわりされた武士たちはこの先どう動くのか。今回も御曹司の約束は空手形と見ているが、対馬との縁がまだ繋がっていることに救いを感じた。それに博多編は対馬の時より希望があるから読者としては気が楽だ。2021/03/27
arianrhod
6
そもそも、フビライが日本を攻めようと思ったのは、マルコポーロの東方見聞録のせいだとか。そしてモンゴル帝国とモンゴル帝国の属国だった高麗が連合して攻めてきた。高麗への武力行使から懐柔策に変更するのに、日本侵略が用いられたようです。蒙古軍と一括りにいっても色々だったんだろうなと感じられるのは、ウール三兄弟の戦いの中、調教した華北人共の集団戦技は・・・というセリフからも大国の人種の入乱れ方が伺える。・・・博多って、割合昔から外国貿易盛んだったんだなー、と漫画を読みながらあらためて外国との玄関口だったんだと思った2021/10/22
Chikara Tonaki
6
迅三郎カッコイイという巻2021/03/30
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