市川雷蔵と勝新太郎

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市川雷蔵と勝新太郎

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  • サイズ 46判/ページ数 541p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041098318
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C0074

出版社内容情報

市川雷蔵と勝新太郎はともに一九五〇年代から六〇年代にかけて、大映、いや日本映画界を支えた俳優である。

歌舞伎から映画へ移った俳優たちはみな、世襲と門閥で配役が決まる歌舞伎の世界ではいい役につけず、映画という新天地を目指した。そして雷蔵の死と大映の倒産で「時代劇映画の時代」はとりあえず終わり、残った時代劇スターたちの活躍の場もテレビへ移行した。雷蔵と勝は、歌舞伎から映画へ移り成功した最後の世代だった。

【目次】
はじめに

前史

第一部 関西歌舞伎の凋落
 第一章 脇役の子 一九三一年~一九五一年
 第二章 歌舞伎役者・市川雷蔵 一九五二年~一九五四年

第二部 長谷川一夫を追う者たち 一九五四年~一九六二年
 第一章 注目されないデビュー 一九五四年
 第二章 雷蔵の飛躍 一九五五年
 第三章 量産時代の始まり 一九五六年
 第四章 開く差 一九五七年
 第五章 日本人が最も多く映画を見た年 一九五八年
 第六章 忍び寄るテレビ 一九五九年
 第七章 それぞれの転機 一九六〇年
 第八章 悪名 一九六一年 
 第九章 座頭市と忍びの者 一九六二年

第三部 両雄並び立つ 一九六三年~一九七一年
 第一章 カツライス時代の幕開け 一九六三年
 第二章 新しい取り組み 一九六四年
 第三章 第三のシリーズ「若親分」「兵隊やくざ」 一九六五年
 第四章 第四のシリーズ「陸軍中野学校」「酔いどれ博士」 一九六六年
 第五章 勝プロ創立 一九六七年
 第六章 雷蔵倒れる 一九六八年
 第七章 雷蔵無念 一九六九年
 第八章 雷蔵のいない大映 一九六九年~一九七一年

終 章 生ける伝説 一九七二年~一九九七年

あとがき

市川雷蔵・勝新太郎・長谷川一夫 出演映画リスト
参考文献

内容説明

同じ年に生まれ、同じ年に入社―「時代劇映画の時代」を支えたライバル。二人を比較して論じるものではなく、二人の大映時代を歴史として描く。背景として、雷蔵が映画界へ入る前に属していた「関西歌舞伎」瓦解と、隆盛を極めた大映の倒産という、二つの「終焉」も描かれる。全出演映画を紹介&ポスター収録!

目次

第1部 関西歌舞伎の凋落(脇役の子―一九三一年~一九五一年;歌舞伎役者・市川雷蔵―一九五二年~一九五四年)
第2部 長谷川一夫を追う者たち―一九五四年~一九六二年(注目されないデビュー―一九五四年;雷蔵の飛躍―一九五五年;量産時代の始まり―一九五六年 ほか)
第3部 両雄並び立つ―一九六三年~一九七一年(カツライス時代の幕開け―一九六三年;新しい取り組み―一九六四年;第三のシリーズ「若親分」「兵隊やくざ」―一九六五年 ほか)
終章 生ける伝説―一九七二年~一九九七年

著者等紹介

中川右介[ナカガワユウスケ]
作家、編集者。1960年東京都生まれ。早稲田大学第二文学部卒業。出版社勤務の後、アルファベータを設立し、2014年まで代表取締役編集長として雑誌「クラシックジャーナル」ほか、音楽家や文学者の評伝や写真集の編集・出版を手掛ける。一方で作家としても活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Gen Kato

2
そうそうそう中川氏の著作で読みたかったよこのテーマ、な一冊。中川氏だけに歌舞伎界の情勢には詳しいし。大映好き雷蔵さん好きなので人物名作品名を追うだけで嬉しい。そして読み終わってしまった今はひたすら寂しい…2022/01/04

Kolon

1
戦後の日本の映画界のスターの多くが歌舞伎界から発生したのは偶然ではなく必然だったのでしょう。 家柄や生まれが将来の役の位置を決めてしまう硬直化した制度が映画界にスターを供給したとも言える。 それにしても著者の驚くほど細かいデータ調査には頭が下がる。2022/01/26

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