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  • サイズ 46判/ページ数 272p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041097908
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

それは破滅への予兆か、人類への福音か――。

電波天文台が奇妙な信号を捉えた。
調査の結果、三百万光年離れたM33さんかく座銀河からの人工的電波だとわかり、人類史上初めて地球外知的生命が確認されることとなった。
中学二年の芦川翔は、この人類史上最大の発見に大興奮するが、周囲の友人は冷めていた。
誰かと感動を分かち合いたい芦川は、高等部の先輩で天文学者を母に持つ男子生徒・朱鷺丘昴の存在を知る。
先輩なら、当然この大発見の意味も僕以上に理解しているはずだと確信し、朱鷺丘先輩に話しかけようと試みるが、先輩は極端に無口で滅多に人と交わらない変人だった……。
一方、宇宙から謎の信号を直接感知する人々が現れる。呼び集められた彼らは、ある実験を試みる……。
十七年後、研究者となった朱鷺丘が、シグナルの解析に成功する。
電波を発するようになって百年余りの人類に向けて、宇宙の彼方からシグナルを送り続ける「彼ら」の目的とは? 
「彼ら」は地球にやってくるのか? 果たして人類の運命は――。
『百年法』『代体』の著者が放つ“アオハル”SF長篇!

内容説明

電波天文台が三百万光年離れたM33さんかく座銀河からの人工電波を捉え、史上初めて地球外知的生命体が確認された。感動を分かち合いたい中学二年の芦川翔は、高等部の先輩で天文学者を母に持つ朱鷺丘昴の存在を知る。しかし朱鷺丘は極端に無口な変人だった。一方、宇宙から謎の「声」を感知する人々が現れる。呼び集められた彼らは、ある実験を試みた…。十七年後、研究者となった朱鷺丘が、電波信号の解析に成功する。人類に向けて、宇宙の彼方から信号を送り続ける“彼ら”の目的とは?

著者等紹介

山田宗樹[ヤマダムネキ]
1965年愛知県生まれ。筑波大学大学院農学研究科修士課程修了。製薬会社で農薬の研究開発に従事した後、98年『直線の死角』で第18回横溝正史賞を受賞し作家デビュー。2006年に『嫌われ松子の一生』が映画、ドラマ化され話題となる。13年『百年法』で第66回日本推理作家協会賞(長編及び連作曲短編集部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

229
山田 宗樹は、新作中心に読んでいる作家です。本書は、宇宙SF青春譚でした。地球の様な生命が生息するような星が存在する確率は、千兆分の一の奇跡的な確率のようです。私は、M33さんかく座銀河の生命体は信じていませんが、M78星雲光の国の存在は信じています(o|o)2020/12/02

しんたろー

204
遠い星から届いた電波を受信した専門家と、それを声として感知できる人(レセプター)の物語…と書くとゴリゴリのSFと思われるだろうが、前半は中学生・芦川翔と二人の先輩が核になった青春ドラマとして展開していて清々しい。後半は成長した翔とレセプター達が絡んだ17年後…理系要素が欠落した私でも「宇宙と生命の奇跡」に想いを馳せられるような知識を得られるのが嬉しかったし、レセプター達に温かく切ないドラマを描いてあるのも好感。代表作『百年法』のような重厚な作品だけでなく、SFドラマを読み易く提供してくれた山田さんに感謝!2020/11/09

ちょろこ

148
浪漫と興奮の一冊。あの「三体」を思い出す面白さだった。三百万光年離れた銀河から送られてきたシグナル。それは地球外知的生命からのシグナルだった…もう、これだけで浪漫一色の無限の世界へ連れ出された気分。このシグナルの意味、送った彼らの目的は何なのか?さまざまな仮説に興奮の嵐。壮大な遥か彼方の宇宙の鼓動を感じたくなる。今、この瞬間にどこかでシグナルが交わされていたら…浪漫と興奮をもらえた幸せな時間。壮大な夢を追い続けるアオハル、熱い想いもキラリと良かった、小難しくなくSFを楽しめる作品。2021/02/04

ままこ

105
あらすじを読んだ時パニックSFかと思ったけど違った。三百万光年離れた銀河から地球外生命体から人類に向けて電波信号が送り続けられる。その目的とは…。複雑な宇宙科学用語はよくわからないところもあったけど、知的好奇心に溢れていて浪漫を感じ軽やかな語り口で読みやすい。読了後、冒頭に引用された一文〈それでも、わたしたちは遠くを見ようと試みる。〉の意味に納得。興味深いキャラだった朱鷺丘先輩への〈貸し〉の件も気になるので続編があれば読んでみたい。2021/01/13

aquamarine

94
天文台がとらえた人工電波は三百万光年離れたM33さんかく座銀河からのものだった。電波を発信した地球外知的生命体は何を地球に伝えたいのか。一方で同時期に宇宙からの声を感知する人が現れる…。中学生の芦川と高等部の先輩で天文学者を母に持つ朱鷺丘、そして声を感知してしまったレセプター達の当時と17年後を中心に話が進む。どうしても「三体」を思い出し話にも出てくるが、それと比べるものではないと思う。SF部分より登場人物たちの期待や責任や葛藤など感情の機微に心を寄せた。静かで優しい読後感の一冊だった。#ニコカド20202020/11/02

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