ニュー・エリートの時代―ポストコロナ「3つの二極化」を乗り越える

電子版価格
¥1,650
  • 電子版あり

ニュー・エリートの時代―ポストコロナ「3つの二極化」を乗り越える

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 46判/ページ数 216p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041097571
  • NDC分類 159
  • Cコード C0030

内容説明

時代遅れな慣習の淘汰。職務の明確化。個人の能力・生産性の可視化。新型コロナウィルスによるインパクトはあらゆる業界に大きなストレスを与え、それが強力な「進化圧」となって、企業のデジタル・トランスフォーメーションを加速させている。あなた自身が生き残るために何をすべきか、どう進化すべきか、考えてみよう。

目次

第1章 この「進化圧」に乗るか、淘汰されるか ビジネスの二極化(本当のDXは「業界の外」から起こる;解雇規制の壁と、日本の生産性 ほか)
第2章 武器になる「ツール」を手に入れる 働き方の二極化(リモートワーク時代は「ツールの選択」で生産性に差がつく;「非同期コミュニケーション」という必須スキル ほか)
第3章 こんな個人が「ニュー・エリート」になる 人材の二極化(ポストコロナに生まれる「ニュー・エリート」の共通点;イノベーションを起こすのは、いつだって「個人」だ ほか)
第4章 「偏執的な個人」が活躍する社会への道(コロナ後の「組織」「社会」を考える;大企業病との戦い ほか)

著者等紹介

中島聡[ナカジマサトシ]
1960年生まれ。米国シアトル在住。早稲田大学大学院理工学研究科修了。米ワシントン大学でMBAを取得。大学時代に世界初のパソコン用CADソフト「CANDY」を開発し3億円ものロイヤリティーを稼ぐ。大学院修了後、NTTの電気通信研究所に入社したが、わずか1年で設立間もないマイクロソフト日本法人へ転職。3年後、米国本社へ移り、Windows95、同98、Internet Explorer3.0/4.0のチーフアーキテクトなどを務めた。独立後はUIEvolution(Xevo)などを起業。2019年4月にXevoを3億2000万ドルで米Lear Corporationに譲渡。現在は、シンギュラリティ・ソサエティ(2018年8月設立)代表理事としてAI時代をリードできる人材育成に取り組む傍ら、メルマガで最新技術・最新情報をエンジニア目線から読み解き、多くの読者を啓蒙し続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ロクシェ

16
評価【○】本書は著者のメールマガジン『週刊Life is Beautiful(月額880円)』に掲載された内容の一部を再編集したもの。ざっくり言うと「メルマガのまとめ本」。ニュー・エリートとは、自分のライフスタイルを優先して住む場所を選び、そこからリモートワークで社会にとって価値あるものを生みだす仕事をする人たちのこと。本書を読んで感じたのは、今後は非同期型コミュニケーションツール(Slack、Discordなど)が主流となり、YouTube Liveのような同期型は"プレミア感"が強みになるということ。2022/11/20

鬼山とんぼ

8
AIによる雇用削減の行方について、私はアセモグル教授派で中島さんと大分意見は違うが、それ以外の、日本政府を痛罵するような提言はほとんど賛成。日本は国全体が明治以来の官主導の縦割りで(愚劣な)トップダウン型の近代化スタイルを墨守しており、突出した人材の活用や、全くの新技術の導入が非常に下手だ。コンピュータの世界は優れた技術や方式に全面移行するのが正しい。その作成法であるプログラミングは芸術家たちのものに似て、個人の資質や才能に大きく依存する。その入り口を広げ、好きで頑張ることのできる若者に任せるのがよい。2025/01/05

kumokumot

7
著者のメルマガを購読していることもあり、あまり目新しいものはなかった。Slackを会社で使っているものの、もっと非同期コミュニケーションを意識しようと思えた(割とSlackが面倒なのでミーティングしましょうとなりがちなので)。 2021/06/14

SHOGO THE SB

5
ニューエリート: 会社との関係は対等かそれ以上 本当に大切なのはここぞというときに頑張ること、最小限の労力で最大の効果を得る。何が会社にとって重要なのかを見極める。無駄な仕事は排除し、会社にとって必要な事だけに時間をさけるような環境を、自分のため自分の周りの人のために作る労力を惜しむな。2024/10/05

クリアウォーター

5
★★★★★本書は、著者が考える3つの二極化を軸に生き残るためのヒントについて書かれている。特に、ITやデジタルに特化している。中島聡さんの本を読むと、いつも自分はエンジニアだということを思い出す。組織の中では管理職だか、組織運営のためにツールやWebページを作っている。やっぱり自分で何かを作ることは大切である。本書にある「プロトタイプを作れ」は私のグループメンバーへ常に伝えている。ISOのプロセスを守ることは大事だが、まずはつくってみないとダメだと思う。重たい組織だが、自分は軽やかに動いていこうと思う。2021/08/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/17719347
  • ご注意事項

最近チェックした商品