角川文庫<br> 魔力の胎動

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角川文庫
魔力の胎動

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  • サイズ 文庫判/ページ数 352p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041096741
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

悩める人々の前に現れた彼女は、魔女

彼女には、自然現象を見事に言い当てる、不思議な“力”があった。彼女によって、悩める人たちが救われて行く……。東野圭吾が価値観を覆した衝撃のミステリ『ラプラスの魔女』につながる希望の物語。

●東野 圭吾:1958年、大阪府生まれ。1985年、『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。1999年『秘密』で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木賞を受賞。12年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で第7回中央公論文芸賞、13年『夢幻花』で第26回柴田錬三郎賞、14年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。その他の著書に『殺人の門』『探偵倶楽部』『さまよう刃』『夜明けの街で』『人魚の眠る家』『危険なビーナス』『恋のゴンドラ』など多数。

内容説明

成績不振に苦しむスポーツ選手、息子が植物状態になった水難事故から立ち直れない父親、同性愛者への偏見に悩むピアニスト。彼等の悩みを知る鍼灸師・工藤ナユタの前に、物理現象を予測する力を持つ不思議な娘・円華が現れる。挫けかけた人々は彼女の力と助言によって光を取り戻せるか?円華の献身に秘められた本当の目的と、切実な祈りとは。規格外の衝撃ミステリ『ラプラスの魔女』とつながる、あたたかな希望と共感の物語。

著者等紹介

東野圭吾[ヒガシノケイゴ]
1958年大阪府生まれ。85年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。99年『秘密』で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木賞、12年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で第7回中央公論文芸賞、13年『夢幻花』で第26回柴田錬三郎賞、14年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。その他著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tetchy

370
本書は『ラプラスの魔女』の前日譚であり連作短編集の構成で羽原円華の名刺代わりとも云える事件が繰り広げられる。彼女がそれぞれの問題をスパコン並みに計算して解き明かす一方で、最終的にそれぞれの登場人物の問題を解決するのは数式やロジックとかではなく、各々の心に発破をかけて感情に働きかけて成し得ることだ。即ち人の心の力は論理や計算を凌駕し、困難を克服する力を持っているという円華からのメッセージと受け取れるのだ。彼女に関わる人間の心を動かす、情理の両輪を両立させた物語が今後どんな作品になるのか、大いに期待したい。2022/04/07

パトラッシュ

348
東野圭吾は工学部出身だが、理系のトリックや探偵役は「ガリレオ」の湯川学と「ラプラス」の羽原円華だけだ。読みやすさを考えてと思うが、同じ理系で全く異なる推理術を備えた探偵の創造が難しかったのか。その点、データ解析手法で真相を探る湯川に比べ、まず直感から状況にあてはまるパズルを組み立てる円華は正反対の存在といえる。スポーツや事故での空気や水の流れを的確に読み、思いがけない力の作用を解明するプロセスは他にない意外性に満ちている。円華と湯川が推理を競うクロスオーバー作品を読みたいが、出版社が違うので無理だろうな。2023/02/01

イアン

234
★★★★★★★☆☆☆『ラプラスの魔女』の前日譚となる連作短編集。鍼灸師のナユタとあらゆる物理現象を瞬時に予測できる特殊能力を持つ少女・円華が、引退間際のスキージャンパーやパートナーを失った同性愛者のピアニストなどの苦悩を解き明かしていく。各話とも円華の特殊能力だけに頼らない温かいオチが用意されており、人の感情や努力は科学の領域を超えた先にあるのだと実感させられる。一方で、ミステリ要素はやや弱めで、本作のみではその特殊能力や人物背景に唐突感があるので、やはり『ラプラスの魔女』読了後に読むことをお勧めします。2021/06/16

あきら

173
ラプラスの魔女を読む前に読んだ。 読む順番で登場人物のイメージが変わるな、と思った。 逆だったら、きっといい頭の中の登場人物の雰囲気も変わったのだろう。 短編で構成されていて、読みやすかった。2021/05/02

ま~くん

169
ラプラスの魔女の前段と聞いていたが、第一章・第ニ章とスポーツ選手が絡む不思議なお話。学生時代捕手一筋だった自分的にはナックルボールの変化の理論はとても興味深く勉強になった。ニークロというMLBで実在していた伝説のナックルボーラーの名前も出てきたし。後半に進むに連れて、ラプラスの魔女本編の話に登場した人物が次々に出てくる。でも魔力の胎動は後に読んだ方がいいかな。その方がよりニヤニヤできるはず。ボクシング風に言えばラプラスの魔女に対する的確な「ジャブ」みたいな内容だと思います。2022/02/05

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