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出版社内容情報
「新たな勇者が現れました。彼はゾルタンに向かっています」
唯一にして世界最大の宗教である聖方教会が擁立した新たなる『勇者』ヴァン。
無垢さと危うさをはらむその少年は、かの大英雄であるテオドラさえも戦慄させる程の力を示していた。
一方、レッド達は聖方教会がゾルタンに座礁している魔王の船を回収しようと接近している事を知り警戒を厳にする。
「ねぇ……たまにはゾルタンを離れてゆっくりしない? 勇者ヴァンがいなくなるまで遠くでのんびりしようよ」
新たなる勇者との衝突を避ける為、レッド、リット、ルーティはゾルタンから離れた村で一時バカンスを楽しむことにするのだが!?
内容説明
「新たな勇者が現れました。彼はゾルタンに向かっています」唯一にして大陸最大の宗教である聖方教会が擁立した新たなる『勇者』ヴァン。無垢さと危うさをはらむその少年は、かの大英雄であるテオドラさえも戦慄させる程の力を示していた。一方、座礁している魔王の船を回収するために『勇者』が接近している事を知ったレッド達は警戒を厳にする。「ねぇ…たまにはゾルタンを離れてゆっくりしない?ヴァンが目的を果たすまで遠くでのんびりしようよ」新たなる勇者との衝突を避けるため、レッド、リット、ルーティはゾルタンから離れた村で一時バカンスを楽しむことにしたのだが!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
芳樹
39
新たな勇者がゾルタンを訪問する。そんな知らせを受けたレッドは、勇者との衝突を避けるため、リットとルーティと共に観光地でバカンスを楽しむことになるのだが…。新たな勇者ヴァンですが、信仰に厚く純粋過ぎるがゆえの狂気を見せてきますね。いずれレッドと出会い彼の加護によって正しい勇者の在り方へと導かれることを祈るばかりです。テオドラの恋の行方も気になるし、続きがとても楽しみです。2021/04/13
真白優樹
13
新たな勇者、ヴァンとの遭遇を避ける為にレッド達がゾルタンを一時離れる中、結果としてヴァン達と関わる事になる今巻。―――狂信が導く強大なる力、それが招くは殲滅か破滅か。ある意味で勇者の申し子であり、いい意味で狂信者。そんな新たな脅威であるヴァンが本格的に顔を見せ、新たな波乱の始まりを告げる、新章開幕となる巻である。ルーティとヴァン、対照的に過ぎる生き方の勇者二人。果たして再び二人の勇者は矛を交えるのか。レッド達、かつての勇者の仲間達は新世代の勇者を正しき道へ連れ戻せるのか。 次巻も勿論楽しみである。2021/04/07
水無月冬弥
12
#キミラノ #ラノベ いつもどおりスローライフをするレッドたちに新たな問題だ。ということで新勇者が現れるわけですが、これはヤバイ、こんなヤバイやつが勇者でいいんですかね? もう更生の余地はな気がするんですが。そして、あいかわらず、うげうげさんがかっこよすぎる。蜘蛛なのに。2021/05/07
dorimusi
11
聖方教会が擁立した新たな勇者ヴァンの危険思想にびっくり。 加護って何?勇者って何?神様って何?っていう意外と奥深かった設定がついに明らかになりそうなストーリになってきた。クライマックスも近いのかも? テオドラの恋は実るのかも気になる所。 いつも挿絵が微妙だなー表紙はいいのになーーと思わされるんだけど、今回オーガキンは特に微妙だった。いやシルエットだけだけどさ。2022/02/01
niz001
8
盲目的信仰勇者だと面倒やなぁ、最終的に神との戦いになりそう。自分を運んでくれた鳩にまで気を配るうげうげさんが男前過ぎる。2021/04/01