角川文庫<br> 花髑髏

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角川文庫
花髑髏

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  • サイズ 文庫判/ページ数 368p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784041096130
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

名探偵由利先生のもとに突然舞い込んだ差し出し人不明の手紙、それは恐ろしい殺人事件の予告だった。指定の場所へ急行した彼は、箱の裂目から鮮血を滴らせた黒塗りの大きな長持を目の当たりにするが……。

内容説明

「あなたは一度も失敗したことのない名探偵だそうですね」突如、由利先生に舞いこんだ差出人不明の手紙は、殺人予告だった。指定の場所にあった長持から鮮血が滴り…(「花髑髏」)。老舗の若旦那が、細君殺害の咎で死刑を宣告された。かつて彼の恋人だった美貌の歌手は脱獄を企てるが、それは恐ろしき凄惨な事件の引き金だった―(「白〓変化」)。金田一耕助に並ぶ名探偵“由利麟太郎”シリーズ、必読の全3篇を収録。

著者等紹介

横溝正史[ヨコミゾセイシ]
1902年、神戸市に生まれる。旧制大阪薬専卒。26年、博文館に入社。「新青年」「探偵小説」の編集長を歴任し32年に退社後、文筆活動に入る。信州での療養、岡山での疎開生活を経て、戦後は探偵小説雑誌「宝石」に、『本陣殺人事件』(第1回探偵作家クラブ賞長編賞)などの名作を次々と発表。76年、映画「犬神家の一族」で爆発的横溝ブームが到来。今もなお多くの読者の支持を得ている。81年、永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nobby

153
この怪奇な雰囲気のまま一気に読まされる快感♬「それにしても、この不可解な美少年とはいったい何者だろう。そしてまた、どういうつながりを、この物語に持っているのであろうか。」なんて章末で問いかけられるのがたまらない!今作は3篇ともに活躍の由利さんはアクティブだけど登場は遅め…40頁短編は後日談での2ページ弱だけは寂しい…それでも謎解きではなく、不気味な展開を追うのを存分に楽しめるのが魅力。昭和初期ならではアンニュイさに引き込まれる「白蠟変化」がオススメ!「先生、何もかもめちゃめちゃです。」まさにその通り(笑)2020/10/16

★Masako★

75
★★★✰︎ かなり久しぶりの横溝作品。由利麟太郎シリーズは未読だったので、ドラマ化を機に読んでみることに。「白蠟変化」「焙烙の刑」「花髑髏」の3編からなる短編集。金田一シリーズより前に書かれただけあって、物語の背景も語り口も話し言葉も、まさに昭和初期!ドラマ化された「花髑髏」は由利&三津木記者コンビの出番が多いが、他2編は話自体は楽しめたものの終盤まで二人は登場せず、印象が薄い。そのせいか由利麟太郎のキャラが掴めない。毒気ある妖しい雰囲気は好みだし展開もスピーディで面白かったので、他の作品も読んでみたい♪2020/06/30

おすし

30
『焙烙の刑』スター俳優が又従兄妹の夫の尻ぬぐいに奔走するのだが実は…短い中にエグさグロさ美しさ狂気が詰まってる、ゾクゾクするオチで一番好み!他『白蠟変化』『花髑髏』、探偵由利麟太郎もの短編三編。颯爽と現れてはさりげなく救ってくれる由利先生のカッコ良さときたら!(吉川晃司で脳内再生されてるせいも大アリ)そして、探偵様の「説明しよう!のコーナー」がないのいいなぁ、関係者や犯人に語らせることによって種明かしがされる自然さ。推理小説感は控えめで妖艶耽美な怪談といった趣強め、時代感もあいまってかなり好み。2022/01/01

マッちゃま

24
ドラマ視聴前に読みたくて読了。ドラマ第1話となる表題作は3作中のラストの中編という事もあり個人的に最初の長編(230頁ほど)「白蠟変化」が印象深い。おどろおどろしい事件で登場人物の誰もが一癖も二癖もあり誰が正しい者かなんて考えてたら二転三転しつつ、ダークヒーローものかと思えば足元をすくわれる。途中まで物語の展開に付いて行くのに必死だったけど意外とラストは納得しちゃいました。まあ〜こんなオチとは思いもしなかった。実写ドラマ化は難しいだろけどアニメならどうよ?原作の雰囲気を残しつつ描いてくれたら最高やけどね。2020/06/28

23
先にドラマ版見ちゃったけど原作のこのドロドロ感やっぱりいい。どことなく不気味で耽美で恐ろしい。由利先生はかっこいいね。2020/08/07

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