出版社内容情報
鳴神 響一［ナルカミ キョウイチ］
著・文・その他
内容説明
テレビ局のアニメ・プロデューサーが鎌倉の自宅付近で何者かに殺害された。次の日、「贖罪幽鬼」を名乗る者から県警本部に犯行声明が投稿され、さらに番組関係者への犯行予告が続けて送られてきた。捜査本部に招集された神奈川県警の心理職特別捜査官の真田夏希は、メールを通じて交渉を試みるが、犯人は強硬な姿勢を崩さず、番組関係者への殺意を剥き出しにしていた。第２の殺人を阻止するため、夏希は捜査を開始するが―。
著者等紹介
鳴神響一［ナルカミキョウイチ］
１９６２年東京都生まれ。中央大学法学部卒業。２０１４年に『私が愛したサムライの娘』で、第６回角川春樹小説賞を受賞しデビューする。同作で１５年に第３回野村胡堂文学賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
98
6作目はアニソンの女子グループコンサートに誘われた主人公がそのアニメのプロデューサーが殺された事件を追いかけます。今回は鎌倉が舞台の中心となっていて私の住んでいる近くなのでよくわかりました。インターネットのやり取りで主人公が活躍するのですが関連のある人物や警察犬の活躍などで解決します。いつもながらさらっと読めてすっきりします。2021/12/26
yukision
76
シリーズ6作目。小川君とのコンサートデートで知った声優アイドルユニットと殺人事件が繋がっていく。アリシアの出番がやや少なめなのが不満だが，それでも肝心な部分で活躍してくれて嬉しい。夏希自身の「捜査依存症」疑惑が今後どうなるのかも気になるところ。今回も良かった。2021/12/22
papako
72
アリシアシリーズ。今回はテレビ業界の関係者が殺された。素人くさい現場とアニオタくさいメールによる犯行声明。ちぐはぐな第二の殺人事件。果たして犯人は？次の標的は？夏希、上杉、加藤など、いつものメンバーにより無事解決するが、若い女性の被害に心を痛める夏希さん。小川のプライベートな趣味を知り、ドン引きする夏希さん。だけど、今までの小川のイメージに《オレンジ⭐︎スカッシュ》のファン像は想像できなかった。そこがひっかかる。それでも私は小川推しですよ。アリシアいるしね。2021/10/24
坂城 弥生
56
既刊読破しました。それにしても小川さんかなりマイナー系のアイドル(?)ファンなのが意外だった。一応声優って設定だったけど、描写的に声優ってより地下アイドルっぽかったかな。恐妻組合の話は興味深かった。2020/11/16
あっちゃん
47
小川さんとのデート、まさかのアイドルのライブ？（笑）でもチャレンジする夏希が意外！そして毎回のごとく、シンクロしたかのようにアイドルネタの事件が(￣▽￣)2022/10/26
