出版社内容情報
マイケル・ファラデーは貧しい家の生まれで、小学校もきちんと通うことができませんでした。
それでも科学への思いは消えることなく、その後苦学して世界的な科学者となりました。
そんなファラデーは、誰でも学ぶ機会を得られるように、年末年始のお休み中に開かれる、
誰でも無料で参加できるクリスマスレクチャーという講演で何度も講義を行いました。
その中の一つがこの「ロウソクの科学」と題した講演です。
1本のロウソクから、自然の法則、さらに人体の不思議へと進む講演は大きな人気を博し、
後年、1冊の本にまとめられました。
現在でも活躍する科学者たちの多くが、少年のころに愛読した名著「ロウソクの科学」が、
これまで成しえなかった、コミックとなって登場。
文章ではわかりにくかった実験装置やその経過なども、コミックなら一目で理解できます。
さらに、ファラデーの感動的な生い立ちから成功した晩年までをもコミックで紹介。
世界的な名著を、ぜひこの機会にご一読ください。
内容説明
科学への好奇心がむくむくと芽生える一冊!あの名著が小学生でも分かりやすい学習まんがになって初登場。自由研究に役立つカラー記事つき。
目次
第1講 ロウソクについて
第2講 ロウソクの燃焼について
第3講 ロウソクの燃焼で生まれるもの
第4講 水素と酸素、その働き
第5講 空気の性質とロウソクの関係
第6講 炭素と呼吸とロウソクと
著者等紹介
ファラデー,マイケル[ファラデー,マイケル]
1791年9月、イギリスに生まれる。1813年に20代で王立研究所の助手となる。その後、1824年に王立協会フェロー、1825年に王立研究所所長、1833年に王立研究所の初代フラー教授職に就任した。無線技術や電気、電磁気、モーターや気体の基礎研究、また気体の液化など有機化学の世界でもさまざまな発見をした。これらは現代でも使われている技術で、その多くがノーベル賞級の発見や発明だった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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