出版社内容情報
テキストがほとんどない、絵を読む、想像力を育む絵本。風船で遊ぶ女の子と弟。ところが、女の子の手から赤い風船が飛んでいってしまい……。「まって~」 赤い風船は、ぷあ ぷあ ぷあと、草原から、街を飛び、川を越え、海を飛び、大きな船やクジラを越えていきます。すると、海鳥の群れの目にとまってしまい、海鳥のくちばしで割られてしまう。その時……。奇跡がおき、女の子の家まで赤い風船は帰ることができました。読み聞かせのプロ「聞かせ屋。けいたろう」さんが選ぶ1冊。絵本初心者のパパママにもにお薦め。2歳くらいからの絵本。
内容説明
小さな子どもは、字をまだ読めなくても、『絵を読む力』があります。この絵本は、絵を見て、物語を想像する絵本です。ページをすぐにめくらずに、ゆっくりと絵を見ていると、子どもは、風船や細かな絵について、多くのことに気がつくことでしょう。「ふうせん」と指をさしたり、「うし」や「くるま」に気づいたり。そんな、子どもの『気づき』の発言には、やさしく、ほめてあげてください。すると、子どもの『絵を読む力』をさらに育むことができるでしょう。花、鳥、船、クジラ…移り変わる景色。最後には、ほっとする結末が描かれていますよ!2、3才から。
著者等紹介
うしろよしあき[ウシロヨシアキ]
後路好章。絵本作家。『わたしはだあれ?』『パンダのあかちゃん おっとっと』(KADOKAWA)など多数
かまたみつよ[カマタミツヨ]
鎌田/光代。イラストレーター。武蔵野美術短期大学卒業。2011年ボローニャ国際絵本原画展入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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雨巫女。@新潮部
さき
やいこ