出版社内容情報
八丈島へ流された角次郎は、破落戸らとともに生活の基盤を築いていく。一方江戸では、善太郎が角次郎を呼び戻すため奮起していたが、戸締の最中に商いをしていたことが取りざたされ、さらに困難な状況に!
内容説明
島の暮らしにも慣れてきた角次郎は、流人たちとともに畑仕事に精を出していた。ある日、村にある米が盗まれたことにより、犯人捜しが始まるが…。一方江戸では、息子の善太郎たちが、角次郎の冤罪を晴らそうと奮闘していた。川越藩松平家の跡取りを巡り、仙波屋や倉田屋が大黒屋と角次郎を嵌めたことまでは分かっていたが、確証は得られない。さらに、大黒屋の身代を奪おうと、悪評を広めていた。事件の行く末はいかに!?
著者等紹介
千野隆司[チノタカシ]
1951年、東京生まれ。國學院大学文学部卒業。90年「夜の道行」で第12回小説推理新人賞を受賞し、選考委員から「第二の藤沢周平」と賞賛される。以後、時代小説を中心に活躍中。「入り婿侍商い帖」シリーズは、評論家の縄田一男氏から「著者の新たな頂点」と絶賛を受けた近年の代表作。2018年「おれは一万石」「長谷川平蔵人足寄場」シリーズで第7回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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