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内容説明
突如、世界中に出現した正体不明の『敵性存在』。その敵に対抗できるのは、神に選ばれし存在―『戦乙女』だけだった。自衛官の父を持つ沖田・桜は、座して平和を甘受する生活に満足できず、誰かのために戦う力を求めて『第一次戦乙女選抜試験』への参加を決める。そこで桜が出会ったのは、弱冠11歳ながら『戦乙女』を志す少女、渡来・園香だった。ときに競い、ときに肩を並べ、『戦乙女』を目指して訓練の日々を送る桜たち。しかし、運命の時は刻一刻と近づいて―。「かかってきなさい、侵略者。あなたたちの蛮行を、日ノ本の桜は許しはしない」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
げんごろう
15
日本で最初の“戦乙女”誕生が描かれた本作にはアニメのメインキャラでもある園香も登場。 健気で優しく芯が強い彼女の成長過程を見てしまうとアニメでの推しキャラにせざるを得ない。 下巻は99.9%ハードな内容になりそう。 一人でも多く生き残ってくれ……。 2020/10/17
ツバサ
12
上巻。日本編は平和ボケからの緊急事態ということで騒ぎになるのは終盤になってからだが、沖田桜が渡来園香と共に戦乙女になるまでの過程が熱い。下巻はハードな展開になるだろうが、桜の意思はどこまで貫けるのか楽しみで仕方ないです。2020/10/03
TERU
10
ピラーの脅威に晒されていなかった日本にやってくる悪夢、理不尽な暴力に打ち勝つべく日本初の戦乙女が誕生する。 訓練パートの尺多めで、ただの女の子からの成長過程を丁寧に描いていた。 戦いに挑む決意からの戦闘は胸が熱くなる。まだ悲惨な事はないが、下巻で目を瞑りたくなる様な展開が待っているのだろう。2020/11/08
みどり
10
舞台は日本へ。 まだアニメは始まっていないから、 前日譚として読むにはちょうどいい設定確認になると思って。 お話の内容はほぼ、ストパンのパクリだとか言われそうだけどまぁ、この作者様なりのこだわりが 「英霊機」などに垣間見えることも好印象。 アニメ好きとしては今秋から始まるアニメにも期待。 2020/10/04
はる
9
ピラーに対抗するために日本でも戦乙女を養成することになりそこで出会った二人の少女の話。 表紙の一人アニメでてたけどもう一人でてなくて死んでるのではないのかと戦々恐々してる日本はこれから本格的にピラーとの戦いが本格的に始まりそうなので続きがどうなるか気になりますとても面白かった。2020/10/14