内容説明
「淡々と」「不要なものは何ひとつ持たず」「目の前の作業に没頭する」…非常時に「生き抜く力」を身につけよ。mont‐bell創業者にしてアウトドアの達人が伝授!
目次
第1章 24時間の自然を満喫する
第2章 不要なものは何ひとつ持たない
第3章 山には文学がある
第4章 ただ「一歩先」へ
第5章 「なんとかなる」
第6章 「好き」を仕事にする
第7章 アウトドア義援隊
著者等紹介
辰野勇[タツノイサム]
株式会社モンベル創業者、会長。登山家。京都大学特任教授。1947年大阪府生まれ。70年日本初のクライミングスクール開校、75年登山用品メーカー・モンベル設立。びわこ成蹊スポーツ大学客員教授、天理大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Sakie
18
モンベルの創業者、辰野さんのエッセイ。意外や、アウトドア初心者への指南書みたいになっていて、そのうえで自分ならこう、と我流を述べている。壁一面の収納棚から順番に用具を取り出すだけで旅支度ができる家は壮観だろう。昨日もアウトドア用品の店で眺めていて、自分にはあれこれ用品を揃えてテントごと担いで行くような山行はできないと悟った。準備して火を焚いて調理して、を山でまでやりたくない。帰宅してから洗って干して片付けて、なんてまっぴら。最低限の必要品だけザックに詰めて、歩いて、ぼーっとして、山小屋に頼る山旅がいい。2021/04/29
yendows
5
モンベル社内報的なエッセイ。自然との向き合い方、自然とビジネスとの困難への向き合い方。奇をてらったことは書いていないが、面白い人生だなーと思わせる。事後的なモノが多いだろうが会社のブランディングというのはこうやってされていくんだなーと納得した。2022/06/16
パイセン先輩
3
山登りには勝ち負けとか競う考えがないって書いてあるけど一人で山登りしてるんであればそのとおりと思います。 他のメンバーと山登りするとは自分が遅れてはいないか心配だし体力が続くか不安になったなー子供のときの話だけどね 一人で自分のペースで山登りしてみたいなーと思いました。登山の考え方がかわるかも2022/04/28
kazumasak
2
辰野さんの著書3冊目の読了。 「はじめに」で11年前の病気のことが書かれていた。知らなかったので驚いた。他の著書との内容的な重複が半分ぐらいあるけど、今回は人生における考え方といったことがテーマかと。 息子さんが3代目社長とあったけど、会社のサイトにも社長名の記載がなく、影がうすいよなぁ。2021/02/19
冬のひまわり
2
自然に近いところでどのように生きるのかといった内容を期待していたが、内容をあまり見ることなく購入したので、想像していたのと違いましたが興味深く読了しました。 いくつかモンベルの登山用品を持っているが、自分たちが欲しいもの、使いたいと思う物を作るという姿勢で作られているのかと改めて知った。 「不要な物は何一つ持たず、必要な物は何一つ忘れない」というのは、普段の生活の中でも活かせるなと思いました。2020/12/11
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