角川文庫<br> 山の霊異記―ケルンは語らず

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角川文庫
山の霊異記―ケルンは語らず

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  • サイズ 文庫判/ページ数 224p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041093047
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

山の空気を堪能する母娘の後をつけてくる黒い影、山登りの最中に知人からかかってきた電話に隠された秘密、暴風雨の夜テント泊の男性が遭遇した恐怖。山という場所の魅力と恐怖を畏怖の念とともに描きだす。

内容説明

雪山の避難小屋に響く、ドアを叩く音と叫び声…その意味を理解した瞬間、猛烈な恐怖にとらわれる(「雪山の叫び」)。北アルプスの雄大な自然の中、一人テント泊を楽しむ男が目撃した、異様な光景とは―(「奥又白池の残影」)。数々の奇跡的な生還を遂げた山男が、屏風岩の登攀でパーティに頼んだ切実な願い(「不死身の男」)。現実と地続きでありながら、異界としての山の風景と霊気を存分に堪能できる21篇。本当に怖い山岳怪談。

著者等紹介

安曇潤平[アズミジュンペイ]
1958年、東京都生まれ。99年、くも膜下出血を発症するも奇跡的に回復する。その後、ホームページにて怪談作品を発表。山の怪談の第一人者として、活動の場を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まさ

23
図書館で偶然見つけた1冊。シリーズの別のものを以前読んでいたので、それあるわーと同感するようにさらさら読んでしまった。でも、普通はあまり体験することではないですね。近隣の山小屋も登場。山に不思議はつきものです。それも含めて山なのだなぁ。2023/07/16

21
山の怪談。ザワッとさせられながらも面白く読めた。未だ登山中に奇妙な体験はないし、したくもない。2022/11/11

タカボー

13
毎年一作ずつ読んでる山の霊異記シリーズ。初期の赤いヤッケの男の温泉宿の話が凄く良くて、山間の村の鄙びた雰囲気とか、心づくしの料理とか、遺された家族を思う気持ちとか、霊がいても行ってみたいっていう魅力を感じた。それと比べると本作は残念ながら怖さも切なさも今ひとつ。だけどワラビ採り殺人事件とか、山名の由来など知らなかった豆知識が結構ためになるので今後も発売されたら読むかも。2021/08/23

スーヌ

12
【B】山の怪異を描いた短編集のシリーズ物。必ずしもホラーという訳ではなく、悲しい話であったり、山の旅情に焦点を当てていたりとバラエティに富んだ構成になっている。前に読んだのが面白くて2冊目を手に取ったのだが…今回は初めて読んだときほどのインパクトは無かったかなぁ。2022/12/14

HaruNuevo

10
著者の筆芸の幅も広がって、怪異譚というよりも何時世話しに近いような、また山あんまり関係ない話とかも増えて、ジェットコースターのように気持ちを振られる。 『ブランコ』の悍ましさから、『戸惑いの結末』のオチの見事さ、『幸せな背中』と『典子ちゃん』で少しほっこりさせてから、総身の毛が逆立つような「悪い人』、このあたりの流れにはやられた。2023/08/31

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