角川文庫 ポー傑作選 1 ゴシックホラー編<br> ポー傑作選〈1〉ゴシックホラー編 黒猫

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角川文庫 ポー傑作選 1 ゴシックホラー編
ポー傑作選〈1〉ゴシックホラー編 黒猫

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  • サイズ 文庫判/ページ数 352p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041092439
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

「この猫が怖くてたまらない」――ポー新訳2冊連続刊行!(2巻は22年3月発売)

おとなしい動物愛好家の「私」は、酒に溺れすっかり人が変わり、可愛がっていた黒猫を虐め殺してしまう。やがて妻も手にかけ、遺体を地下室に隠すが…。戦慄の復讐譚「黒猫」他「アッシャー家の崩壊」「ウィリアム・ウィルソン」「赤き死の仮面」といった傑作ゴシックホラーや代表的詩「大鴉」など14編を収録。英米文学研究の第一人者である訳者による解説やポー人物伝、年譜も掲載。
あらゆる文学を進化させた、世紀の天才ポーの怪異の世界を堪能できる新訳・傑作選!

●傑作ゴシックホラー+詩
赤き死の仮面 The Masque of the Red Death (1842)
ウィリアム・ウィルソン William Wilson (1839)
落とし穴と振り子 The Pit and the Pendulum (1842)
大鴉(詩)The Raven (1845)
黒猫 The Black Cat (1843)
メエルシュトレエムに呑まれて A Descent into the Maelstrom (1841)
ユーラリー(詩) Eulalie (1845)
モレラ Morella (1835)
アモンティリャードの酒樽 The Cask of Amontillado (1846)
アッシャー家の崩壊 The Fall of the House of Usher (1839)
早すぎた埋葬 The Premature Burial (1844)
ヘレンへ(詩) To Helen (1831)
リジーア Ligeia (1838)
跳び蛙 Hop-Frog (1849)

作品解題
数奇なるポーの生涯
ポー年譜
訳者あとがき

内容説明

おとなしい動物愛好家の「私」は、酒におぼれすっかり人が変わり、可愛がっていた黒猫を虐め殺してしまう。やがて妻も手にかけ、遺体を地下室に隠すが…。戦慄の復讐譚「黒猫」他「アッシャー家の崩壊」「ウィリアム・ウィルソン」「赤き死の仮面」といった傑作ゴシックホラーや代表的詩「大鴉」など14編を収録。英米文学研究の第一人者である訳者による解説やポー人物伝、年譜も掲載。世紀の天才ポーの怪異の世界を堪能できる新訳・傑作選!

著者等紹介

ポー,エドガー・アラン[ポー,エドガーアラン] [Poe,Edgar Allan]
1809‐1849年。推理小説の創始者、ゴシックホラー小説やSF小説の先駆者とも言われるアメリカの小説家、詩人、雑誌編集者。極めて知的に多様なジャンルの物語を紡ぐストーリーテラーであると同時に、音楽性に優れた詩人であり、「大鴉」は生前大ヒットしてポーの仇名にもなった。ボードレールらフランス象徴派詩人や、ジュール・ヴェルヌら後代のSF作家らに与えた影響は大きい。その生涯も謎に満ちており、まさにミステリーを体現した作家といえる

河合祥一郎[カワイショウイチロウ]
1960年生まれ。東京大学およびケンブリッジ大学より博士号を取得。現在、東京大学教授。著書に第23回サントリー学芸賞受賞の『ハムレットは太っていた!』(白水社)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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藤月はな(灯れ松明の火)

68
ラース・フォン・トリアー監督の『エピデミック』においては、題名が出てから始終、画面左上に赤字でその題名が出ていた。まるで知覚しなくても傍にいるウィルスの存在を示すかのように。そのため、「赤死病の仮面」を思い出し、再読。病魔が猛威を振るう中、プロスペロー公は籠城す。それは病魔への恐怖ではなく、己の悦楽にはその存在が邪魔であり、無関係でありたかったからだ。しかし、病魔は彼が催した宴の場にも忍び込み、各部屋の命と言える鮮やかな色さえも血と闇に包むのだ。どんな事象も何人たりとも「死」からは逃れられぬというかの如く2023/11/12

れみ

55
100分de名著“エドガー・アラン・ポースペシャル”のため「アッシャー家の崩壊」「黒猫」のみ読了。個人的には「黒猫」はかなり好きな感じ。数年前に江戸川乱歩作品にハマって読んでいた時期があったんだけど、乱歩作品にありそうな雰囲気だなあと思い、ここから影響を受けたんだなあとありありと感じられるものがあった。 2022/04/30

つばめ

45
ゴシックホラーの傑作選。独特な雰囲気と語り口で、狂気と理性がないまぜになった作品たち。噛み砕くのが難しいなと思う話もありながら、心引き込まれる話もあり。新訳なので、訳す人によって印象違うかも。表題の『黒猫』や『落とし穴と振り子』『アモンティリャードの酒樽』『ウィリアム・ウィルソン』『早過ぎた埋葬』は迫り来る恐怖や強い敵意などを緻密に描いていてドキドキした。『リジーヤ』『飛び蛙』は怖さもありながら想い人への深い愛も感じる。愛を語る時の例えや語彙の豊富さは、海外文学者って感じで好き。2023/04/11

優希

43
ゴシックホラーの空気が漂う短編集でした。『黒猫』の人格変化の物語は鳥肌が立ちますね。ポーの怪異の世界を堪能しました。2023/10/16

はな

43
ポーと言えば黒猫と連想出来る程度。一度ちゃんと読もうと思い読みました。解説があるので理解しやすい。ポーの生涯が凄い。作品そのものだなと思いました。2022/10/10

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