角川文庫<br> 天涯の楽土

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角川文庫
天涯の楽土

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  • サイズ 文庫判/ページ数 352p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784041091210
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

弥生時代後期、紀元前一世紀の日本。
久慈島(くじのしま)と呼ばれていた九州の、
北部の里で平和に暮らしていた少年隼人は、
他邦の急襲により里を燃やされ、
家族と引き離される。
奴隷にされた彼は、敵方の戦奴の少年で、
鬼のように強い剣の腕を持つ鷹士に命を救われる。

次第に距離を縮める中、
久慈の十二神宝を巡る諸邦の争いに巻き込まれ、
島の平和を取り戻すため、
彼らは失われた神宝の探索へ……。
運命の2人の、壮大な和製古代ファンタジー!

内容説明

弥生時代後期、紀元前1世紀の日本。久慈島と呼ばれていた九州の、北部の里で平和に暮らしていた少年隼人は、他邦の急襲により里を燃やされ、家族と引き離される。奴隷にされた彼は、敵方の戦奴の少年で、鬼のように強い剣の腕を持つ鷹士に命を救われる。次第に距離を縮める中、久慈の十二神宝を巡る諸邦の争いに巻き込まれ、島の平和を取り戻すため、彼らは失われた神宝の探索へ…。運命の2人の、壮大な和製古代ファンタジー!

著者等紹介

篠原悠希[シノハラユウキ]
島根県生まれ。神田外語学院卒業。プログラマー、介護職などを経て、現在ニュージーランド在住。2013年、第4回野性時代フロンティア文学賞を受賞し、受賞作を改稿、改題した『天涯の楽土』でデビュー。深い知識に裏打ちされた世界観と、いきいきとした人物描写が特長の実力派(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

42
弥生時代後期。久慈島と呼ばれる九州北部の里で平和に暮らしていた少年隼人。津櫛邦の急襲により里を燃やされて家族と引き離され奴隷にされた彼が、敵方の剣奴の少年・鷹士に命を救われる和風古代ファンタジー。過酷な奴隷生活にたびたび反発し、周囲から痛めつけられる隼人を救ってくれる鷹士。次第に距離を縮めてゆく彼らが久慈の十二神宝を巡る諸邦の争いに巻き込まる中、隼人は生い立ちの秘密を知り仲間たちと島の平和を取り戻すため、失われた神宝の探索に向かう展開はなかなか壮大で良かったです。続きが出るようならまた読んでみたいですね。2020/02/23

ぐっち

35
作者さんのデビュー作。古代九州を舞台にした少年たちの物語。「空色勾玉」とか好きなのかな?と思わせる雰囲気。拾われる前の記憶がない隼人に、渡来人を母に持つ鷹人のボーイミーツボーイな物語。うちの田舎にも訪れてくれてうれしい。今月末に続編が出るらしいので楽しみです。2020/07/18

MATSU

19
この作家さんのシリーズを読んでいたのでこちらも。デビュー作なんですね。なんか漢字が難しくて😅読めないまま終わった所も多々。でも、面白かったです。ただ、主人公もう少し考えて❗って思う所が多かったですね。まぁそこが隼人なんですが。続きもあるそうなので、二人の関係がどうなっていくのが楽しみです🎵2022/04/23

Nagomin

16
古代の九州を舞台とした和風の骨太ファンタジーで、好みの設定だったため、一気読みしてしまった。神話が絡められており、以前、九州旅行に行った際に知った、日向神話などが思いだされ、楽しんで読めた。隼人と饒速が強い絆で、結ばれており、隼人が怪我をするたびに、饒速が痛みを吸い取り、代わりに引き受けていたというのには、感動させられた。また、隼人と鷹士の出会いが、邦の運命をどう変えていくことになるのか続きが楽しみだと思った。2021/07/08

うめきち

13
弥生時代の2人の少年。冷静沈着な鷹士がいい。まるで金椛国シリーズの玄月さんのようで。家族に会えるといいなぁと思います。続編も楽しみです。2023/01/22

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