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出版社内容情報
女性しか存在しない世界から、元の世界への戻るため、調査を続ける茉莉花。そんな中、りりからの「告白」を聞き、茉莉花は思い悩むのだが…。「好き」の答えを探す第二巻。SF百合ストーリー、完結!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おこげ
7
昔の記憶に登場する彼女、りりへの本当の気持ち。茉莉花が平行世界へ誘われた真相と総てがリンクしたときに、不確かだった恋の答えと純粋な愛が固く結ばれる。茉莉花が好きだから照れ隠したくなるりりのツンツン告白😅に対し"保留"で応える茉莉花はある意味大人。どの世界よりもりりを大切に想う茉莉花から、彼女への「返事の代わり」がなんてズルくて好いんだろう///りりの従姉や物語の根幹に関わる女、SFに伝奇の要素も手伝い辿り着いた結論。終盤はやや駆け足気味であるも百合に熱いシーンが満載で読み応え十分のラストに感動👏2020/06/25
雪見だいふく
3
この巻で終わり。カバー下裏表紙に作者さんのコメントがあるが、本音としては描き足りなさそう。 一応ハッピーエンドで終わってはいるが、せめてもう1巻分尺あればよかったかも。2020/06/30
紺色灯油@漫画
2
良質な中編小説を読んだような感覚。漫画の文脈で見るとちょっと物足りない部分もあったけど、作品としてはとても好き。2022/07/18
まりあっこ成分
2
まさかの2巻完結。凄く面白くて好みのSF要素が入った百合で最高だったんだけどラストは少し掛け足気味。作者さんの描きたいことが全部描けるくらいの巻数がほしかったなぁ。それでも勿論、最高のハッピー百合エンドで満足でした。演出といったらいいのか絵の描き方、緩急のつけ方、表情、流れるような話の展開、どれもうまくて引き込まれました。表紙のように二人がゴールインするまでのアフターイチャラブストーリーが読みたかったです。またこんな百合漫画が読みたいなぁ。2020/07/13
むらさめ
2
各話タイトルはSFの名著を意識してる? 全部は拾いきれないけど『たったひとつの冴えたやりかた』『華氏451度』『幼年期の終わり』あたりは間違いない。クールなりりが焦るととたんに関西弁になるの、とてもポイント高いです。ちょいバタバタした結末だったけど、これくらいがコンパクトで良かったかも。2020/06/28